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PHP+MySQLのシステムでのデータベース管理といえばPHPMyAdminですが、MACではGUIでデータベース管理ができる「Sequel Pro」というソフトがとても使いやすいです。昨今ではWordPressでサイト構築する際、Amazon EC2とAmazon RDSを使う方も多いと思います。
そこでSequel Proを使用して、Amazon RDS上のMySQLに接続し、データベース管理を試してみたので設定方法をメモします。
Sequel Proのダウンロード・インストール
Sequel Pro公式サイトよりディスクイメージをダウンロードし、インストールします。
Amazon RDS上のMySQLへの接続方法
前提条件
前提として、以下のような状態となっている必要があります。
- EC2インスタンスが作成されており、Security GroupでSSHポートを空けてある
- RDSインスタンスがMySQLで作成されている
Sequel Proの設定
Quick Connectで「SSH」のタブを選択し、RDSとEC2の接続情報を以下の通り入力します。接続する前に「お気に入りに追加」しておくと次回から設定の手間が省けて便利です。
名前:任意
MySQLホスト:Amazon RDSのEndpoint(*.*.*.rds.amazonaws.com)
ユーザ名:RDSのユーザ名
パスワード:RDSのパスワード
データベース:任意
ポート:空欄(3306)
SSHホスト:EC2インスタンスのPublic DNSまたはElastic IP
SSHユーザ:ec2-user
SSH鍵:EC2 Key Pairの秘密鍵(*.pem)
SSHポート:空欄(22)
設定完了後、「接続」ボタンを押すと接続が開始します。はじめての接続の場合、「the authenticity of host can’t be established」というようなメッセージが出ることがあるので、「はい」を押します。
接続に成功すると、ローカルマシンのMySQLと同じようにSequel Proでデータベースを操作することができます。
ちなみにコピーしたSSH秘密鍵(*.pem)を使うとSSHトンネルの確立に失敗しました。参考サイト様(MacでSSH公開鍵・秘密鍵ファイルをコピーして使ったら警告がでた)の情報を元に、以下のコマンドで鍵ファイルのパーミッションを0600に変えてあげると接続できました。
chmod 0600 ~/sshkey.pem
まとめ
Sequel ProのおかげでAmazon RDS上のMySQLもローカルマシンと同じようにGUIベースの画面で管理できるようになり、データベース管理がとてもラクになりました。SSHトンネル・鍵ペアによる認証なのでPHPMyAdminと比べてセキュリティ的に安全性が高いのもうれしいところです。とてもオススメのソフトなのでMACをお使いの方は是非使ってみて頂ければと思います。