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応用情報技術者試験に合格したいな・・
年に2回しかない試験のため、情報処理技術者試験はどの試験区分を受験するとしても是非合格しておきたいですね。
社会人2年目で応用情報技術者試験に合格した時の勉強法を共有したく思ったのでご紹介します。
応用情報技術者試験とは?
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催する情報処理技術者試験の一区分で、試験制度のスキルレベル3に該当する国家試験です。対象者像は公式サイトで以下のように定義されています。
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
試験は午前・午後があり、両方で60点以上を取得すると合格です。
応用情報技術者試験に合格時の試験の結果
点数をスクリーンショットし忘れてしまったのですが、午前・午後ともに70点台で合格していました。
以下が応用情報技術者試験の合格証書です。
受験時の私と、初回挑戦時の不合格について
地方の中小SIer勤務2年目でした。
当時の業務は客先常駐のヘルプデスクやシステム開発、運用管理でした。
応用情報技術者試験は二回目の受験で合格しました。
- H21秋 基本情報技術者 合格
- H22春 応用情報技術者 不合格
- H22秋 応用情報技術者 合格
初回挑戦時の不合格
はじめて挑戦した時はほとんど勉強せずに受験しました。当然ながら午前の試験で60点も取れず足切りという結果でした。
また午後の試験がマークシートではなく初の記述式だったこともあり、戸惑ったのを覚えています。
購入した参考書等
はじめての受験の時は午前で不合格だったこともあり、まずは午前試験の参考書「応用情報・高度共通午前試験対策」を購入しました。
筆者が買った時のものは2010年版でしたが、年度ごとに最新版が出ているようです。
また午後の試験では長文の問題に回答する形となりますが、初回受験時は文章を読んでも「何を問われているのかわからない」状態でした。
そこで出口注氏の「出口式ロジカル・リーディング」を購入し、問題文を論理的に「読解」する方法を学ぶこととしました。
午前試験対策
応用情報技術者試験はレベル3の試験ですが、午前試験の出題範囲は高度試験区分の午前Iとほとんど同じで、基礎理論から法務までとかなり広い範囲の知識を求められます。
そこで午前試験の対策は以下の方法で行いました。
- 「応用情報・高度に出る午前共通知識問題」を一通り解説を読みながら解く
- その後に公式サイトから過去問をダウンロードし、2年分の過去問を解く
問題を解いていると分かりますが年度によって同じ問題が使いまわされることがあります。
本番の試験でも同じ問題が出ることが期待でき、貴重な得点源とすることができます。
午後試験対策
まず「出口式ロジカル・リーディング」をざっくり一通り読みました。
次に過去問を解きました。午後の試験は出題分野が固定されてはいないものの選択式のため、ある程度自分の得意な分野に絞り込んで勉強することができます。
筆者は勉強対象の過去問を以下の分野に絞り込みました。
- 経営戦略
- 情報システム開発
- ネットワーク
- 情報セキュリティ
- ITサービスマネジメント
実際に試験に出題される分野は過去問からある程度推測可能です。試験問題でははじめに以下のように分野が書かれています。
受験当日
午前試験
過去問をやり込んでいたこともあり、60点はとれた手ごたえがありました。
午後試験
運よく趣味のウェブサイト制作に関する問題(CSSを用いたウェブシステムの設計)や、分野を絞りこんで勉強していたネットワークの問題、日ごろの運用管理に関係する磁気テープバックアップ関連の問題が出ました。
勘で記入したところもありましたが、ほぼすべての解答欄を埋めることができました。
おわりに
一回目の受験で不合格になった後、ソフトウェア開発技術者試験に合格していた先輩と以下のような会話をしました。
どのような勉強方法で合格されたんですか?
何回か受けていれば自分の得意な分野の問題が出るよ
応用情報技術者試験に合格した時は、まさに先輩の言った通りの状況でした。
もしかしたら次の試験に解きやすい問題が出るかもしれません。勉強されている方もそうでない方もとりあえず受験してみることをオススメします。
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