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レーティングがなかなか上がらない・・上がってもすぐに落ちてしまう・・
この記事はこんな悩みをお持ちの方の、ダーツ上達のヒントになります。
なぜなら筆者もダーツライブはレーティング5(CCフライト)からのスタートでしたが、これらをすべて実践してレーティング14(AAフライト)まで行ったためです。
ほとんど毎日のようにダーツしていた筆者が、実際の体験をもとに練習の方法から考え方まで、誰でも実践できる方法を 15 個まとめました。
記事を読み終えて実践に移していただければ、レーティングアップを狙えるはずです。
ダーツライブ・Phoenixとは
まずはダーツライブと Phoenix について簡単にご説明します。ご存知の方は読み飛ばしてください。
専用のカードを挿すことでダーツのプレイ記録や対戦結果を記録できるネットワーク対応のダーツマシンです。
ダーツバーやネットカフェなど多くの場所に設置してあり、ネット対戦も可能なので一人でも大勢でも楽しめます。
レーティング
ダーツライブやPhoenixで「01 GAME」と「STANDARD CRICKET」を他の人と対戦するとスタッツ(対戦成績)が記録されます。
ダーツライブやPhoenixではこの平均値によって自分がどのぐらいのレベル(うまさ)であるかが「レーティング」や「フライト」と呼ばれるランクで表されます。
上達が純粋な数字で表されるためソフトダーツの醍醐味の一つでもあり、中級者~上級者の一つの目標になるのがAフライトです。
全盛期のレーティングはだいたい以下のとおりでした。
- ダーツライブでAA14(01:100ぐらい Cri:4.2ぐらい)
- PhoenixでAA17(01:30ぐらい Cri:3.3ぐらい)
(2019年05追記)お試し期間でダーツライブの有料部分が見られるようになっていました。アプリのスタッツとレーティング部分の画像です。
画像は以前盗用があったので透かしを入れてます。見づらくてすみません。
ダーツライブとPhoenixでAAフライトに到達するまでにやった15のこと
うまくなりたい一心でいろいろなことをやりました。メインはダーツライブだったので、以下に出てくるフライトやスタッツはダーツライブについてです。
家での練習用ダーツボードを設置した
上達するには毎日投げるのが最も良いです。しかし毎日ダーツバーやネットカフェに行くのは資金的にも時間的にも難しいです。
そこで家に練習用のダーツボードを設置しました。以下のような突っ張りパーテーションがあれば壁に穴を開けなくても設置できます。
ダーツボードは静音のため、ハードダーツ用のブリッスルボードがオススメです。
最近ではダーツボード設置用のダーツスタンドも発売されているので、それらを使えばさらに簡単に設置できます。
私は最初ハードダーツ用のブリッスルボードをボロボロになるまで2個使っていましたが、その後はダーツマシンで使われているのと同じサイズのソフトボードを知り合いから購入して設置しました。(音はうるさいです)
実際のソフトダーツボードの大きさで練習したい場合には、ダーツライブが公式で「DARTSLIVE-ZERO BOARD」というボードを出しています。
余談ですが私はヤフオクで Spectrum やダーツライブの、本物のダーツマシンを探したりもしました(家に置けません)。
ソロでの練習はカウントアップとROUND THE CLOCKをメインにやった
レーティングを上げるためにはやはりBULLが基本となるため、一人で練習するときはカウントアップを重点的にやりました。
カウントアップをやり続けてはじめて 1000点を出せたのはレーティング11(A)のときです。
また1~20までの数字とBULLを順番に狙っていくROUND THE CLOCKは狙った場所に入れるのにとても有効なゲームです。これもメインの練習として実施しました。
その他のPRACTICEメニューにあるゲームは飽きてきたらやる程度でした。
カウントアップでブルに飽きてきたらひたすらT20(TON80)を狙った
さすがにカウントアップはずっと続けていると飽きてきます。
そんなときはBULLでなくT20(トリプル20)に狙いを変えてひたすらTON80を狙うようにしました。
T20を狙えばカウントアップの点数が多少ひどくてもメンタル的に傷つきません。
また、ダーツライブではTON80を出すとそのショップのページに「今日のTON80」でプレイヤー名が載るので、若干やる気が出るというのも理由の一つです。
不思議なことにT20を狙っているとBULLが広く見えてくるので、個人的にはかなりオススメな練習法です。
対戦時は501→Cricketメドレーをひたすらやった
友人やショップにいる人と練習するときは501→Cricketメドレーをひたすらやりました。
また一人のときでも01やクリケットで対戦ができる、通信対戦(ダーツライブアリーナ、VSオンライン対戦)もかなりの数をやりました。
うまい人が言ったことを鵜呑みにするのをやめた
投げ方には大きく分けて以下の2つがあります。
- 振り投げ(腕を振って遠心力で投げる)
- 押し投げ(遠心力ではなく押すように投げる)
私は振り投げですが押し投げのうまい人の意見を参考に押し投げに変えようとして、投げ方が分からなくなった苦い経験があります。
うまい人はだいたい、確固とした自分の理論を持っています。
人に教えるときもそれを教えてくれることがありますが、必ずしもそれが自分に合うとは限りません。
鵜呑みにせず自分はどうかを考えることが大事です。
ダーツがうまい人に教えてもらってもなかなか上達できない理由という記事で、これを深堀りしています。
バレルをコロコロ変えるのをやめた
上達しないと道具を変えたくなりがちだと思いますが、私も例外ではありませんでした。
使用バレルの移りかわりは以下の通りです。
- BOTTELSEN THE GAP
- DMC Falcon Acute
- S4 Darts Siva
- Harrows Assassin
- ASUKA DARTS TSUBAME
- DMC Falcon Acute(2セット目)
6個なので少ないほうだとは思いますが、最後にDMC Falcon Acuteに戻してから5年は同じものを使っています。次を買う気もありません。
Falcon Acuteを使っているのは以下の理由です。
- 2007年の DARTSLIVE プロ BILLY さんが使っていてかっこいいと思った
- 逆ネジで形がかっこいい
BILLYさんは以下の動画の人です。
人に合うバレル、合わないバレルは無いとは言えません。しかしどんなバレルを使ってもうまい人、バレルをコロコロ変えても上達しない人を何人も見て来ました。
ちなみにダーツライブのAフライト(レーティング10)程度までであれば、コストパフォーマンス最高峰のHarrows Assassinがオススメです。
セオリー通りではなくても楽な投げ方を追求した
私のフォームは以下の特徴があり、あまりセオリー通りのきれいな投げ方ではありません。
- ユーミングの際に腕を伸ばす
- テイクバックの時にヒジが動く
「ずっと同じ投げ方」という観点ではヒジが固定されているほうが良いのですが、どうしても窮屈に感じてしまいました。
しかしプロでも変わったフォームの選手はたくさんいます。特に驚いた投げ方だったのは宮本雄太選手で、テイクバックがほとんど無い変わったフォームなのにも関わらず狙ったところに入っています。
以下は宮本選手のプレー動画です。
対戦相手の木山選手も独特のフォームですが、自分の理論に基づいた投げ方であればセオリー通りでなかったり他人と違っていても良いのだと思います。
毎回同じ投げ方をするのは不可能ということを認めた
毎日投げ続けていればフォームは大体固まってくると思いますが、人間は機械ではないので毎回全く同じフォームで投げ続けるのはほとんど不可能と言って良いと思います。
例えば以下のものは毎回ほんの少しですが異なるはずです。
- スタンス
- 構える位置
- テイクバックの長さ
- ヒジの位置
- リリースポイント
- リズム
- 残りのダーツを持つ左手の位置
- スローラインからダーツボードまでの距離
これらに「今日は何か違う」という違和感を持つと大抵の場合は狙ったところに入らなくなってくるので、毎回全く同じ投げ方にこだわらないようにしたら精神的にラクになりました。
イライラするのをやめた
BULLを外すと舌打ちしたり露骨に機嫌が悪くなる人はいると思います。私もそれが原因で友人とケンカになったこともありましたが、イライラしてくると余計に入らなくなってきます。
それにダーツが原因で友人とケンカしたら、レーティングよりも大事なものを失うかもしれません。
このため、狙いが外れてもそのうち入るだろうという気持ちでイライラしないようにしました。
AフライトからBBフライトに落ちて停滞した期間があったけどやめなかった
Aフライトは一つの目標となるレーティングですが、少しでも悪いスタッツを出すとすぐBBフライトに落ちるところでもあります。
AフライトやAAフライトの人がスランプになって辞めていくのは珍しいことではありません。
しかしダーツ自体は嫌いになれず辞めることはしませんでした。あきらめず続けていたことで結果的に上達のコツをつかめたのだと思います。
ダーツライブカードを3枚使った
知人のSAフライト(レーティング16)のうまい人がやっているのを真似してカードを3枚使いました。
具体的にはBBフライトからAフライトに復帰した時点で別のカードに切り替え、そのカードが元のカードのレーティングを超えたらまた切り替えるという形です。
ベストの状態のカードが残っていることで調子が悪い時も自信を失わずに済み、過去の自分を越えていくという意味でもやる気が出る方法です。
しかし最終的には全てのカードでAAフライトに到達できたため、その過程でカードに関係なく自信と実力がついてきたのだと思います。
プロのプレー動画をたくさん見た
大会・トーナメントなどでプロがプレーしている動画は9darts.tvやdartslive.tvでたくさん公開されています。
自分が好きな選手やフォームやリズムが似ている選手の動画を暇さえあれば見ていました。プロの試合は見ているだけでも刺激になります。
プレー動画は以下のようなサイトで公開されています。(9darts.TV は残念ながら閉鎖したようです)
9darts.TV ナインダーツ.TV|動画情報配信サイト- DARTSLIVE.TV | DARTSLIVE公式ダーツ動画サイト
- PERFECTdartsmovie – YouTube
モチベーションが下がった時にプロの試合動画を見て、気分を奮い立たせることもしていました。
特に「PERFECT 2010 最終戦 in 千葉」の「星野光正さん vs 江口祐司さん」の以下の試合はダーツ史上でも屈指の名試合です。
プロのブログをたくさん見た
ダーツのプロプレーヤーはブログを書いている人が多く、理論や上達方法を書いている人もいます。私が主にチェックしていたブログは以下です。
大会に参加した
近くのショップで行われる大会や地域で開催される○○杯のような大会に数回参加しました。
どれも本番の弱さから予選を勝ち上がることはできないという散々な結果でしたが、大会に参加したことで普段の対戦でさほど緊張しなくなりました。
レーティングが上がっても大会での対戦は全くの別物でした。
リーグに参加した
トータルで2シーズンほどでしたが、地域のショップ対抗で実施されているリーグに参加しました。
レベルに関係なくワイワイガヤガヤやるタイプのリーグだったので上達には関係なかったかもしれませんが、いろいろな人と知りあえたり対戦できたので良い経験になったと思います。
おわりに
レーティングも大事ですが、ダーツは楽しむためやコミュニケーションの手段という一面もあります。
最も大事なのは様々な方法を試しつつ考え、自分のやり方やスタイルを確立していくことだと思います。
楽しいダーツライフを送るために参考になれば嬉しいです。