Windows 10 Technical PreviewをOracle VM VirtualBoxにインストールする方法


Windows

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

Microsoftの最新OS「Windows 10」の開発者用テクニカルプレビュー版がダウンロード可能になりました。

無料の仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」を使って仮想マシンにインストールしてみたので、その方法をメモします。

Windows 10 Technical Previewのダウンロード方法

Windows 10 Technical Previewをダウンロードするには、まずWindows Insider Programのサイトを開きます。「Join Now」ボタンを押すとMicrosoftアカウントのログイン画面になるためログインします。
Windows 10 Preview Insider
利用規約画面となるため、内容を確認の上「I Accept」をクリックします。
Windows 10 Preview 利用規約に同意
Insider登録が完了します。「install Technical Preview」のリンクをクリックします。
Windows 10 Preview Congrats
Windows Technical Preview のダウンロードページに遷移します。
Windows 10 Preview ダウンロード

今回は「英語 64 ビット (x64)」を「ダウンロード」のリンクよりダウンロードしました。
Windows 10 Preview ダウンロード

ダウンロードしたISOイメージは後ほど必要となります。

Oracle VM VirtualBoxへのWindows 10 Technical Previewのインストール

Oracle VM VirtualBoxがインストールされていることが前提です。バージョン4.3.10で動作確認したため、最新バージョンであれば問題ないと思われます。

まずは「新規」ボタンから仮想マシンを作成します。
Windows 10 Preview 新規仮想マシン

名前に任意の名前(例:Windows 10 Technical Preview)、タイプは「Microsoft Windows」を、バージョンは「Windows 8.1 (64bit)」を選択し「次へ」を押します。
Windows 10 Preview 仮想マシンタイプ

メモリーサイズは2048MB以上を割り当てます。最小の2048MBでもそこそこ快適でした。
Windows 10 Preview メモリサイズ

「仮想ハードドライブを作成する」を選択し、「作成」を押します。
Windows 10 Preview 仮想ハードディスク

ハードドライブのファイルタイプは「VDI」でOKです。
Windows 10 Preview VDI

物理ハードドライブにあるストレージは「可変サイズ」を選択します。
Windows 10 Preview 可変サイズ

仮想ハードドライブを保存するパスとサイズを指定します。サイズは25GBでOKでした。ここまでで仮想ハードドライブの作成は完了です。
Windows 10 Preview 仮想ハードディスクのサイズ

作成した仮想マシンを選択し、「起動」ボタンを押します。
Windows 10 Preview 起動

仮想マシンが立ち上がり起動ディスクの場所を聞いてきます。フォルダアイコンを押してISOイメージの場所を選択します。
Windows 10 Preview 起動ディスク

Windows 10 Preview 起動ディスクの場所

ISOイメージの場所を指定したら「起動」を押します。
Windows 10 Preview 起動ディスクのセット

以下のような警告が出たら「OK」を押します。
Windows 10 Preview 警告

セットアップ画面です。言語は英語以外選べませんが時刻フォーマットとキーボードは日本語が選べるので変更しておきます。
Windows 10 Preview キーボード

「Install Now」ボタンを押します。
Windows 10 Preview インストールなう

利用規約に同意し、「Next」を押します。
Windows 10 Preview 規約に同意

新規インストールする場合はインストールタイプで「Custom」を選択します。
Windows 10 Preview カスタムインストール

インストールディスクは前の手順で作成した仮想ハードディスクです。
Windows 10 Preview インストールドライブ選択

インストールが始まります。途中、何回か再起動が入ります。
Windows 10 Preview インストール中

インストールが完了すると設定画面になります。推奨設定ではMicrosoftに利用情報が送信されるようですが、テクニカルプレビュー版に協力する意味で「Use express settings」を選択しました。「Customize」で設定の変更も可能です。
Windows 10 Preview 設定

Microsoftアカウントでサインインします。
Windows 10 Preview サインイン

疑いのあるログインが行われた時に本人確認するためのメールの確認です。メールを入力するとコードが届きます。「I can’t do this right now」を選ぶとスキップできます。
Windows 10 Preview メールアドレス確認

OneDriveにカメラロールや設定をバックアップするかの確認です。
Windows 10 Preview OneDrive

ここまで終わるとアプリのインストールが始まるため、しばらく待ちます。
Windows 10 Preview アプリインストール中

インストールが終わるとWindowsのデスクトップ画面になります。
Windows 10 Preview デスクトップ

左下のスタートボタンを押すとWindows8で消えたスタートメニューが復活しており、その中にタイル表示がありました。
Windows 10 Preview スタートメニュー

また、Windows8では全画面表示されていたアプリは最大化されるもののメニューバーは見える状態になっています。
Windows 10 Preview 設定アプリ

インストール後は起動ディスクは不要となるため、VirtualBoxの「デバイス」メニューから「仮想ドライブからディスクを除去」でISOを取り出しておきます。次回以降は通常通りのWindows起動が可能です。
Windows 10 Preview ディスクを取り出す

おわりに

Windows8.1とあまり変わらない形で簡単に仮想マシンにWindows 10 Technical Previewをインストールできました。VirtualBoxは無料なので、Windows8.1を飛ばしてWindows10の購入を検討される方は触ってみる良い機会だと思います。