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本日LINEで短縮URLがニックネームになっている、明らかに普通でないユーザに友達追加されました。
怪しさ満点と思いつつ、初めて見る手法だったので正体を調べてみました。その方法と対処法をメモします。
「http://urx.nu/ABCDEF」のようなURLを生成する「URX.NU」
「urx.nu」は長いURLを短くする、いわゆる短縮URLと呼ばれるサービスの一種です。このサイト自体はURLを短縮するサービスを提供しているごく普通のサイトです。
関連サイト:URL短縮サービス URX.NU ※サービス終了したようです
このサイトでURLを短縮すると以下のような形式になります。
項目 | URL |
---|---|
元のURL | https://www.lancork.net/ |
短縮URL |
似たような短縮URLサービスにはTwitterでリンクを投稿すると自動生成されるt.co
やbit.ly
などがあります。
しかしこれらの短縮URLはそのままでは元のURLがわからないため、クリックするとどのサイトに飛ぶかわからず、フィッシングサイトや有害なサイトを開いてしまうリスクもあります。
LINEで勝手に友達追加してくる、ニックネームが短縮URLのユーザ
LINEで勝手に友達追加追加してきたのは「http://urx.nu/ABCDEF」のようにURLがニックネームになったユーザでした。
もちろんそのまま友達追加せず放っておけば良いのですが、URLの正体が気になったので調べてみました
。
短縮URLを開いた結果を安全に調べる方法
短縮URLをそのまま開くのは危険がありますが、開いた結果どのようなURLに飛ぶかを調べてくれる「短縮URLチェッカーという」便利なサイトがあります。今回はこのサイトで短縮URLを開いた結果を調べました。
関連サイト:[短縮URLチェッカー] 短縮URLから元のURLを知る
短縮URLチェッカーのサイトを開き、調べたいURLを入力して「チェック」ボタンを押します。
チェックが終わると結果が表示され、「短縮URL/元のURL」や「リダイレクト経路」が表示されます。またリダイレクトが複数回ある場合はその結果も表示されます。
今回はリダイレクトが複数回あり、最初に「http://line.me/ti/p/ABCDEF」のようなURLが表示され、最終的にLINE公式の英語サイト「http://line.me/en/」にたどり着く結果となりました。
LINE招待用URL「http://line.me/ti/p/ABCDEF」
短縮URLを開くと最初にたどり着くサイトは「http://line.me/ti/p/ABCDEF」のようなURLでした。このURLについて調べてみるとどうやらLINEの招待に使われるURLのようです。
フィッシングサイトなどのURLでないことがわかったので試しに開いてみると、やはりLINEの招待URLだったようで知らない人の「友達を追加」画面が表示されました。もちろん知らない人なので実際に追加はしません。そのまま「閉じる」ボタンで閉じます。
このようなURLは「LINEディズニーツムツム」のようなLINEのアカウントを利用するゲームで知らない人ともプレゼントを送り合いたいとき、相互に友達追加するために使われるようです。
自分のLINE招待用URLを確認する方法
ちなみに自分の「http://line.me/ti/p/ABCDEF」のような招待URLは以下の方法で確認できます。
LINEの「設定」画面より、「友達にLINEを紹介」を選択します。
友人を招待する手段として「SMS」または「Email」どちらかを選択します。
友人を選択し、招待ボタンを押すとメール・SMSの送信画面が立ち上がります。本文の下の方に自分の招待URLが表示されています。(友人を選択した時点では招待メッセージは送られません。)
おわりに
こちらのエントリでも触れていますが、URLを不用意に開くのは絶対にやめた方が良いです。
友達追加は様々な手法がありますが、ゲームのアイテムが目的でも見知らぬ人からの友達追加を受けるのも避けたほうが良さそうです。