※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。
GoogleではGoogleアナリティクスの習熟度を認定する「Google アナリティクス個人認定資格(IQ)」という個人認定資格試験を提供しています。
なんとか合格でき、試験を受験することで新たに知った機能も多かったです。受けてよかったので勉強法をメモします。
Google アナリティクス個人認定資格(IQ)とは
Googleが提供する、デジタル解析やGoogleアナリティクスの習熟度が試される認定資格試験です。以前は英語のみでの提供でしたが現在は日本語でも受験できるようになり、無料で受験することができます。
試験の概要についてはGoogle Partners プログラムのヘルプに下記の通り記載されています。
- Google アナリティクス IQ 試験では、デジタル解析の実務と Google アナリティクス プラットフォームに関する知識が試されます。Google Analytics IQ 認定証を取得するには、試験に合格する必要があります。
- 無料の試験を受けるには、Google Partners プログラムへのお申し込みが必要です。
試験要項は以下の通りです。合格基準の得点率が80%と高いのが特徴です。
試験要項 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 90 分 |
問題数 | 70 問 |
合格基準 | 80% |
有効期限 | 18 か月 |
試験に合格すると以下のようなアナリティクス認定資格証が発行されます。認定資格のステータスはGoogle Partners プログラム公開プロフィール ページで他のユーザーに示すことが可能です。
受験のためにはGoogle Partners プログラムへの登録が必要です。登録方法は以下のエントリでご紹介しています。
関連エントリ:Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)受験に必要なGoogle パートナー プログラムに登録する方法
試験中に他サイトや書籍を参照することは可能
Google アナリティクス個人認定資格(IQ)はインターネットが利用できる環境であればどこからでも受験できるため、自宅からでも受験できます。
よって試験中に他のサイトや書籍を参照するいわゆるカンニングは可能です。しかし試験時間が90分で問題数が70問と、1問にかけられる時間が約1分程度なので調べ物をしていると意外とすぐにタイムアップしてしまいます。
試験に出てくる全ての範囲について覚えるのは難しいですが、Googleアナリティクスに関するある程度の前提知識は必要です。
Google アナリティクス個人認定資格(IQ)に合格するための勉強法
仕事で少し、個人ブログでも少しGoogleアナリティクスを使っている私の勉強法をご紹介します。
1. Google Analyticsを実際に利用する
大前提としてGoogle Analyticsを実際に使っていることは必須です。以下の基本的なレポートでどんなデータが表示されるか知っておくことはもちろん、日常的に見るだけでも良いので使っているのが好ましいと感じました。
- ユーザー
- 集客
- 行動
- コンバージョン
- リアルタイム
また「アナリティクス設定」より設定できる項目(目標やフィルタなど)についても実際に使い、それらの機能を使って何ができるかについてまで知っておくことが重要です。
個人であれば自身のウェブサイトやブログのものを、仕事で顧客や自社サイトのアクセス解析ができるのであればそれらの実際のアクセス解析画面を別ウィンドウで出して学習・受験するとわかりやすいです。
2. まず一度受験してみる
私の場合、一回目は試験対策せずにいきなり受験してみました。やはりどのような内容が問われるのか・どのような出題形式なのかを知るには実際に受験してみるのが一番です。
受験は無料で不合格だった場合でも7日後に再度受験が可能なので、自分のレベルを知り知識定着を図るためにも、とにかく受験してみるのが良いと思います。
ちなみにこちらのエントリにも書きましたが一回目は78%の得点で不合格でした。時間も90分いっぱいに使うほどギリギリでしたが、2回目の受験での合格には大いに役立ったと思います。
合格した二回目の受験では84%の得点率でした。
3. Google Analyticsのヘルプを活用する
Google Analyticsでは公式ヘルプが用意されており、数多くある機能の使い方や用語の意味などがかなり詳細に解説されています。
リンク:アナリティクス ヘルプ
さらにGoogleならではの検索機能も充実しており、試験の前の学習時や試験の最中にアナリティクスの機能を調べるのには最適です。こちらもアナリティクスの画面と同じく別ウィンドウで開いておくと便利です。
試験中、問題はコピペできませんが問題文中のポイントとなる語句を検索することで正解が導ける問題もあります。
おわりに
一回目の受験では点数が1問分足りず不合格でしたが、付け焼き刃の知識で合格するよりは理解度が上がったのでかえってよかったのかもしれません。
PV数などの数字に一喜一憂するだけでなく、ウェブサイトの目標を達成してさらなる分析・改善をするために活用できると良いと思いました。