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安全運転のためのレーダー探知機の代わりになりそうなアプリ「オービス警報」を使ってみました。
知らない土地にドライブに行くときに役立ちそうだと思ったため、アプリの内容と使い方をご紹介します。
オービス警報とは
株式会社ワックドットコムが提供する、iPhone/Androidの位置情報を利用してオービスや速度取締りポイントの位置を音声で知らせてくれるレーダー探知機のようなアプリです。
地図にはGoogle Mapsが使われており、出かける前にオービスや取締りポイントの大体の位置を知るのにも役立ちます。さすがに近所の速度取締りポイントまでは表示されませんが、オービスはそれほど大きくない都市もカバーされています。
レーダー探知機を個別に購入するよりも圧倒的に安価で、公式サイトによるとだいたい一ヶ月に一回ほど情報がアップデートされています。
iOS版はAppStoreから、Android版はGoogle Playからダウンロードできます。
iPadやiPod Touchでは条件付きで使用可能
位置情報を利用するアプリのため、GPSが搭載されていないiPad Wi-FiモデルやiPod Touchではそのままでは使用できません。
しかしメーカーのサポートページによると、以下のような外部GPSレシーバを併用することでアプリを利用できるようです。
Q.iPadでも使えますか。
A.WiFi+3Gモデルではそのままご利用いただけますが、iPhone互換モードでの表示となります。
WiFiモデルではGPSモジュールが内蔵されておりませんので、別途外部GPSレシーバを併用することでご利用になることができます。
また同アプリではGoogleの地図を利用しているため、別途インターネットに接続できるWi-Fiルータやテザリングできる環境が必要です。
オービス警報の使い方
使い方はシンプルで特に初期設定などは必要ありません。アプリを起動すると地図の画面になり、オービスや取締りポイントがアイコンで表示されています。
デフォルトで表示されるのは以下のアイコンです。
アイコン | 内容 |
---|---|
オービス | レーダー式オービス、Hシステム、Lシステム(ループコイル)、LHシステム |
取締りポイント | 速度取締りポイント |
Nシステム | 自動車ナンバー自動読取装置(速度取締機ではない) |
アイコンをタップしたあとの吹き出しをタップするとさらに詳細が表示されます。詳細には制限速度の情報が入っているものもありますが、取締りポイントは制限速度情報が入っていないことのほうが多いです。
地図上の「高速/一般」をタップすると一般道路、高速道路、その両方で切り替えができます。高速道路を走っている時に一般道路の警報がならないようにするのに便利です。
運転中にオービスや取締りポイントに近づいてくると、「300メートル先に取締りポイントがあります」というように警報と音声で案内が流れます。どのような警報と音声が流れるかのサンプルを下記に動画でアップロードしました。
地図の画面右下の歯車をタップすると設定画面になります。設定では警報を鳴らす種別を変更できます。Nシステムはオフにしておいても良いかもしれません。
「バックグラウンドの動作」をオンにするとバックグラウンドで動作するため、スマホで他の地図アプリを開きながら利用することも可能です。
またスマホをカーナビとBluetoothなどで接続している場合はカーオーディオから案内の音声が聞こえます。あたかも普通のレーダー探知機のように動作するので使い心地が良いです。
オービス警報使用における注意点
使っていて注意が必要だと思った点がいくつかありました。
警報が鳴らない場合
警報が鳴らない場合、以下が原因の可能性が高いです。
- iPhone/Android端末がマナーモードになっている
- iPhone/Android端末の設定音量が低い
- カーナビとiPhone/Android端末をBluetooth接続している場合、カーナビ側の音量が低い
バッテリーの消耗
省電力モードがあるとはいえ常に位置情報を使うアプリのため、やはりバッテリーの減りは早いです。シガーソケットやUSB、またはモバイルバッテリーから給電しながら使用するのが良さそうです。
iPhone/Android端末の置き場所
アプリを動作させているとどうしても地図が気になってしまいますが、運転しながらスマホの画面を見ていては元も子もありません。
車載用のスマホスタンドにスマホを設置し、運転中は音声案内だけを頼りにするよう心がければ安全運転できると思いました。助手席に座る人に見てもらうのも良いかもしれません。
おわりに
わざわざレーダー探知機を購入・設置しなくてもスマホでオービスや取締りポイントを知ることができるのは嬉しいですね。
アップデートも定期的に行われているようなので、今後は大都市以外の取締りポイント追加などにも期待したいです。