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自分がクビや定年以外で退職エントリを書く日が来るとは思っていませんでした。
しかしタイトルのとおり地方の中小SIerを退職し、6月から東京の外資系IT企業に転職します。
5/25が前職の退職日となるため、転職のきっかけと転職を決意するまでをメモします。
転職のきっかけ
2015年の12月末ごろ、当サイトのメールフォームから送られてきたある一通のメールが私の人生を変えるきっかけになりました。
そのメールはある転職エージェントの方からで、当サイトを見てお声掛け頂いたとのことでした。
最初のメールは「ある企業からのお誘い」という件名で企業名は書かれていませんでしたが、業界と職種については記載されていました。
客先常駐で辛い体験をしていた時期もあったとはいえ、部署異動をしたあとは Web/モバイルアプリ開発などをやっていたため、最初は転職するつもりはありませんでした。
メールを受け取った時は驚きと疑いのような気持ちが半々だったことを覚えています。
転職エージェントの方と初コンタクト
転職エージェントの方からいただいたメールの文末には「新たな機会を知ることに損は無いため、転職を考えていない場合でもお話したい」という内容が書かれていました。
どのような企業なのかに興味があったため連絡を取り、企業名や仕事の内容などの詳細を教えてもらいました。
最初のメールの内容からある程度はわかったものの、私も聞いたことがある企業でした。仕事の内容は同社の自社サービスのサポートです。
この時点では視野を広げたいという思いと自分が社外でどのぐらい通用するのかを知りたいという思いから、選考を受けることを決めました。
正直、受かるわけ無いと思っていた
選考は筆記試験と、インタビュー(電話・直接)が数回あり、IT全般の基礎的な知識を確認するものと、企業の指針に合致するかを確認するステップがありました。
技術を確認するものは今までなんとなく理解したつもりになっていたものを深く問われ、詳しく答えられないものがあり知識不足・経験不足を痛感しました。
最終選考がボロボロだったため、その直後はこれからも地元で頑張っていこう・・と思い込んでいました。
しかし最終選考の二日後に電話があり、オファーをいただいた旨の連絡がありました。連絡をもらったときは喜びよりも信じられないという気持ちが強かったです。
転職するか否か、悩みに悩んだ一週間
オファーをいただいたものの、その後は以下のような理由から非常に悩みました。
- 東京という今までと全く違う土地で暮らすことになる
- 親や地元の友人となかなか会えなくなる
- 地方の中小企業からいきなり外資系企業に変わる
- そもそも技術的・英語力的について行けるのか
上記の理由からオファーに対する最終的な回答は一週間ほど後になったほどです。
転職という話の性質から職場の同僚に相談するわけにもいかず、この期間は人生で一番悩んだかもしれません。
転職を決断した理由
前述の転職エージェントの方や友人に不安に思っている点を相談しました。その結果、以下の理由から転職を決断しました。
転職先企業の方に不安に思っている点を聞くことができた
転職エージェントの方に相談したところ、転職先企業の方数人にオファー面談という形で質問の場を設けてくださいました。
不安に思っていたことを質問し、それに答えて頂けたことと、インタビューやオファー面談で転職先企業の方に非常にポジティブな印象を受けたことが転職を決めた一つ目の理由です。
転職しないと後悔すると思った
以前、東京の会社に転職活動をしていた地元の友人に相談を持ちかけたところ、相談の中で出てきた以下の一言が胸に刺さりました。
結局はやりたいかやりたくないか、どっちの気持ちが強いかなんじゃないの?
引用元:地元の友人との会話
その言葉を聞いて転職先の会社への憧れや挑戦したいという思いが再び強くなり、今このチャンスを逃したら後悔すると強く思ったのが二つ目の理由です。
応援してくれた前職の同僚たち
前職の職場ではどこの部署も人手不足気味で、退職を言い出すのは若干心苦しいところもありました。
経営層からは形式的な引き止めはありましたが、所属長をはじめ同僚の中には転職に対して否定的なことを言ったり止めたりする人は誰一人としていませんでした。
転職を決断するまでの間に前職と転職先を比べる中で前職の良い所も多く再認識することとなりましたが、公私問わず人間関係の良さはとても心地よいものだったと実感しました。
夢の第一歩?
余談にはなりますが下の画像は昨年末、転職エージェントの方から初回連絡をもらう直前に台湾に旅行した際に、十份という街で願い事を書いて飛ばすランタン(天燈)に書いたものです。
青色の面は仕事に関することを書くと聞き、私は左端にあるように「フルスタックエンジニア」と書きました。
次の職場では非常に幅広い知識が求められることもあり、もしかしたら今回の転職が願い事に書いたことを実現する第一歩となるのかもしれません。
おわりに
次の会社では覚えることがかなり多く、仕事のスピード感も今まで以上のものが求められることが予想されるため、最初のうちはかなり大変だと思います。
しかしそれ以上に、仕組みの違いやどのような方と出会えるかワクワクしています。
なお実際に使ってみて、右も左もわからないはじめての転職では転職エージェントにかなり助けられました。
すぐに転職するつもりがない方も、以下のような転職エージェントに登録だけでもしておくのは個人的にかなりおススメです。
- リクルートエージェント ※リクナビのリクルートが運営する最大手
- マイナビエージェント ※社内SE/Webエンジニアの求人あり
- ビズリーチ ※一般には非公開の求人が多い
本ブログも引き続き継続していきます。
関連記事:ITエンジニアが地方から東京への転職で転職エージェントを使うべき理由