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長らくデュアルディスプレイ環境でパソコンを使ってきましたが、首を左右に移動することが多くて首に負担がかかっていないかな・・と心配に思っていました。
そこでウルトラワイド液晶モニターが欲しいと思い、だいたい 6 か月ほどいろいろな製品を比較しました。
そして先日ついにDELLのウルトラワイドモニター「U3818DW」に決めて購入しました。
デュアルディスプレイのままにしようかな、とも思いましたがウルトラワイドモニターを選んでよかったと思っています。その理由と使ってみた感想をメモします。
あなたが以下のような状況に当てはまるのであれば、ぜひ読んでいただきたい記事です。
- プログラマー・ITエンジニア
- ブロガー
- そのほかパソコンでの作業効率を上げたい方
到着した DELL U3818DW
まずは写真から。かなり大きな箱に入って届きました。USB Type-Cケーブル、HDMIケーブル、DisplayPort ケーブルなども付属していました。
机の上に乗せたところです。かなりの存在感があります。
横から見るとかなり湾曲しています。
上から見たところです。こちらも緩やかな湾曲を感じることができます。
端子を挿す部分は裏についています。
USB 端子は画面左側にもあります。
電源ボタンやメニューボタン類は画面右下にあり、前面ではなく底面から押すような感じになります。
いずれかのボタンを押すと、ボタンごとの役割が画面に表示されます。
Chrome でウェブサイトを 3 つ表示できるほどの横幅です。私が使用している机は IKEA のもので横幅が 150cm ですが、DELL U3818DW の横幅は 89.4 cm のため、もう少し狭い横幅の机でも使用することはできそうです。
尚、今まで使っていたグラフィックボードはこちらのエントリに記載の GeForce GT 520 で 3840×1600 の解像度に未対応であることから、グラフィックボードも同時に購入しました。
ゲームをしないのでオーバースペックですが、検討を進めるうちにもう少しお金を出せばよりいいものが・・と思い GeForce GT 710 → GeForce GT 1030 → GeForce GTX 1050 と考えが変わっていきました。
高いものを見るとキリがないのでこのあたりが出せる限度か・・と思ったのが GeForce GTX 1050Ti だったため、こちらを選択しました。
ビットコインなどのマイニング需要からか、グラボの値段はまだまだ高いですね・・。
ウルトラワイドモニターが欲しくなった理由
約 8 年もの間、家でのパソコン環境は 24 インチのフル HD(1920×1080)液晶モニター 2 台のデュアルディスプレイ構成でした。
長く使ってきたためそろそろ買い替えを考えようかと昨年末ごろから考えていました。
また、長いことデュアルディスプレイ環境でパソコンを使ってきましたが、首を左右に移動することが多くて首にへんな負担がかかっていないか心配に思っていました。
そんなときウルトラワイドモニターが欲しくなったきっかけは、海外 YouTuber の PC デスク周りの動画を見ているうちに、以下のように思ったためです。
- ウルトラワイドモニターを使っている人も普通にいるんだな
- かっこいい!うらやましい!
また、34 インチ以上のウルトラワイドモニターであればフル HD(1920×1080)と比べ縦の表示ピクセル数が多くなります。
画面に表示できる情報が多くなることで、パソコン作業をより快適な環境にできるのではないかと思ったことも理由の一つです。
ウルトラワイドモニター以外の候補
ウルトラワイドモニター以外の買い替えの候補としては以下のものも考えました。
ベゼルが薄めのフル HD モニターを二つ並べる
変更前のデュアルディスプレイ構成をアップグレードし、ベゼル(ふちの部分の幅)が薄めのフル HD モニターを並べることを考えました。
一番のメリットとしてはウルトラワイドモニター一枚よりも安くすむ点です。
その他、24インチぐらいまでであれば大きさがウルトラワイドモニターよりも小さくて重さもさほどないため、取り回しがラクなところも魅力です。
こちらをやめた理由はデュアルディスプレイ環境だと(仮にベゼルが薄くても)どうしても 2 つの画面の真ん中がベゼル部分となってしまうため、片方の画面を見るときに首を動かさないといけないためです。
こんな不自然な体勢にならなければいけないことについて長年気になっていました。首を動かすほかにも以下のような体勢がきついと感じていました。
- 目線を大幅に移動させる
- 身体ごと画面に向ける
こんな体勢になることなく、以下のようなことを期待してデュアルディスプレイではなくシングルディスプレイにしたいと考えました。
- パソコンを触っている時に疲れづらくなること
- 机の上をディスプレイ一枚でシンプルに保つこと
40 インチ以上の 4K モニター
ディスプレイを一枚にする観点では 4K モニター(3840×2160)も候補にしました。
さすがにフル HD のものと比べると値は張りますが、最近では価格がだいぶ下がってきていることや、なんといっても表示領域の広さ(フルHD 4 枚分)が魅力です。
4Kモニターは職場で何人か使っている人がいたため、席に座らせてもらったりしてどのような感じか見させてもらいましたが、以下の点が気になりました。
- 大きく、圧迫感がある
- 平面のため画面の端に近い部分が見づらい
表示領域はすこし少なくなりますが、上の理由から曲面のウルトラワイドモニターを購入しようと考えました。
比較・検討した製品
ウルトラワイドモニター(21:9)の選択肢として、解像度の観点では以下のものがありました。
- UltraWide FHD(2560×1080)
- UltraWide QHD(3440×1440)
- UltraWide QHD+(3840×1600)
UltraWide FHD(2560×1080)は表示ピクセル数が少ないため選択肢から外しました。
残る候補は UltraWide QHD(3440×1440) と UltraWide QHD+(3840×1600)の大きさで曲面のものです。
大きさとしてはそれぞれ 34 インチと 38 インチのものがありました。次のものに候補を絞りました。
34 インチ UltraWide QHD(3440×1440)
DELL U3415W
LG 34WL75C-B
※曲面ウルトラワイドモニターとしてはかなり安いです。
38インチ UltraWide QHD+(3840×1600)
DELL U3818DW
LG 38WK95C-W
38インチの DELL U3818DW に決めた理由
34 インチのものでも変更前の構成に比べれば縦の表示ピクセル数は多くなるためこちらでも良いかと思いましたが、以下の理由から 38 インチを選択しました。
- もしかしたら数年後により大きなディスプレイが欲しくなっているかもしれない
- 大は小を兼ねる
- ディスプレイは買い替えが面倒
残るは DELL か LG どちらにするかです。
プレミアムパネル保証は DELL 公式サイトで下記のように説明されています。
プレミアムパネル保証 (輝点ゼロ保証) とは、液晶モニタのパネル上に”輝点”のピクセル欠陥が1つでも見つかった場合、無料で代替品に交換するサービスです。
DELL U3818DW を使った感想
38 インチを選択してよかった
画面にいろいろ並べてみて、やはりデスクトップ PC で画面が一枚の環境では大きいサイズを選択してよかったと思いました。
具体的には以下のようなメリットがあります。
- 縦のピクセル数が 1600 あり、ブラウザで表示可能な情報量が大幅に増える
- ブログを書きながらブラウザで調べものをするのが快適
- コーディング用のエディタを開いた時も一度に表示できるコードの量が多くて見やすい
湾曲ディスプレイは見やすい
下の画像は画面中央に座った私の視点から見た、画面端に表示された情報を見た図です。
モニターがゆるやかに湾曲していることにより、画面端の情報も見やすく感じます。
もちろん画面の中央に近い部分も普通のモニターと同じ感覚で使うことができ、湾曲していることを意識させません。
デュアルディスプレイ環境と比較し目線の大幅な移動や、首の回転はほとんど不要になりました。
デメリットはやはり高いこと
デメリットとしてはやはり値段が高いことです。
首の痛みを気にすることから解放され毎日の快適さを手に入れるメリットを取って、一日あたりの値段で考えると損はしていないかな、と考えています。
DPI(Dot per inch)の増加はさほど気にならない
24 インチでフル HD であったことから、DPI(Dot per inch)は変更前の環境では 92 でした。
現時点では少し小さくなったかな、程度でさほど気にすることなく使用できていますが、今後ソフトウェアやウェブサイトによってあまりにも小さい場合には調整するかもしれません。
おわりに
かなり長い間検討し最終的には勢いで購入しましたが、買ってよかったです。
最適なモニターは用途や環境によって変わってくるため選択が難しいものだと思いますが、表示領域や見やすさを両立したい方にオススメできるウルトラワイドモニターです。
追記:一年間使った感想を書きました。
関連記事:DELLの38インチ曲面ウルトラワイドモニターを1年間使った感想・レビュー