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サラリーマンとして働いているあなたは、以下のような悩みをお持ちではありませんか?
給料は上がらないし、税金や社会保険料が高くて手取りも増えないな・・
こんな状況で貯金するには、支出を減らすことが大事になってきます。支出を減らすために誰でもできるのが節約です。
節約をはじめる前に「これだけはやっておきたい」ことを、実体験をもとにご紹介します。
貯金するサラリーマンが、節約をはじめる前にやっておきたいこと
結論からです。節約をはじめる前にやっておきたいのは以下のことです。
そんなの当たり前と思った方、すでに実施されている方はこの先を読む必要はないかもしれません。
しかし何にいくらお金を使っているかすぐに出てこない方には、節約を考える前にぜひやっていただきたいのが上記です。
30代サラリーマン(ITエンジニア)の私の実例とともに、この理由をご説明します。
月々の固定費で、何にいくらお金を使っているかを把握する方法
月々の固定費で何にいくらお金を使っているかを把握するには、まずそれらを書き出してみるのが簡単です。
書き出すのは以下のような表計算ソフトが使いやすいです。支出の割合を計算するときに便利なためです。
- Microsoft Excel (有料)
- LibreOffice Calc (無料)
- Google スプレッドシート (無料)
項目は人によって異なりますが、テンプレートとしては以下のような感じです。
項目 | 金額 | 割合 |
---|---|---|
家賃 | ||
電気 | ||
ガス | ||
水道 | ||
通信(PC) | ||
通信(スマホ) | ||
食費 |
人によっては以下のような項目も月々の固定費に入ってきます。
- 生命保険や医療保険などの保険料
- 車や住宅のローンなど
ポイントとしては「月々かならず発生する支出」だけを書き出すことです。この理由は以下のためです。
- なんでも書こうとすると書き出しが終わらない
- 節約のためには毎月発生している固定費を下げたい
- 突然の支出は節約しようにもできないことがある
私の実例(東京の30代独身サラリーマン)
実例として、私が自分用にまとめたものを記載します。前提としては以下のとおりです。
- 30代独身
- 東京都に住んでいるサラリーマン
- 一人暮らし
私の場合、以下のとおりです。(すでに節約できるところは削っているつもりです)
項目 | 金額 | 割合 |
---|---|---|
家賃 | 87000 | 53.44% |
電気 | 5500 | 3.38% |
ガス | 2500 | 1.54% |
水道 | 2000 | 1.23% |
通信(PC) | 4104 | 2.52% |
通信(スマホ) | 1800 | 1.11% |
食費 | 50000 | 30.71% |
散髪 | 4000 | 2.46% |
歯医者 | 5000 | 3.07% |
Amazon Prime | 360 | 0.22% |
ニコニコチャンネル | 540 | 0.33% |
月々の固定費は合計 162804円です。「割合」に出ているパーセンテージはこの合計に占める割合です。
独身なので生命保険には入っていません。
Amazon Prime が安めになっていますが、この理由については「初のゴールドカード!Amazonマスターカードゴールドを発行してみた」をご覧いただければと思います。
月々の固定費を書き出すとわかってくることがあります。これがわざわざ固定費を書き出すメリットにつながります。
現在の資産や毎月のお金の流れを手間なく把握するには、複数の銀行口座やクレジットカードと連携できるマネーフォワードというアプリが便利です。
無料版だと登録できる口座などの連携先に制限がありますが、10件も登録できるので充分です。
月々の固定費で、何にいくらお金を使っているかを把握するメリット
節約の効果が大きい部分がわかる
私の例だと固定費の大半を占めているのは以下でした。
- 家賃
- 食費
このため固定費を下げる効果が大きいのは以下のような節約であることがわかります。
- 家賃が低いところに引っ越す
- 自炊の割合を増やして食費を抑える
また以前はスマホ代に毎月 7,000 円も払っていましたが、これは格安 SIM に変えるだけで生活レベルを落とさずに節約できました。
格安 SIM については「auから格安SIMのmineo(MVNO)へ乗り換える方法まとめ」に書いたとおり、私の例では税込みで毎月 1,800 円未満に抑えることができています。
節約してもストレスになりにくい部分がわかる
逆に以下のような節約は、月々の固定費の全体からみると効果が低いことがわかります。
- 電気をこまめに消す
- 節水する
「節約しなければいけない」というふうにこれらのことを常に考えていると、ストレスになり長続きしません。
電気をこまめに消すぐらいなら、電力会社を乗り換えるほうがストレスなく電気代を下げられる可能性が高いです。
電力比較ができる「エネチェンジ」のようなサイトでどのぐらい電気代が下がるか試算できます。
全体の割合からすると効果は少ないですが、私はすでに東京電力から「下町でんき」というところに乗り換えました。
毎月の固定費を把握することで、安心できる
毎月の給料は銀行に振り込まれるため、振り込まれた額や給与明細を見れば収入は把握しやすいです。
しかし支出については「大体いくらぐらい」という感覚で、あまり把握できていないことも多いのではないでしょうか。
固定費のみではありますが、実際に書き出してみることで以下のような安心感が生まれます。
- もしものときは最低これぐらいあれば生活できる
- もしものときに節約して削ると効果が大きい部分がわかる
おわりに
貯金するサラリーマンが、節約をはじめる前にやっておきたいことをまとめます。
- 「月々の固定費」で、何にいくらお金を使っているかを把握する
- 節約の効果が大きい部分、ストレスになりにくい部分を知る
ストレスなく効率的に節約していくために、お役にたてば嬉しいです。