※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。
転職エージェントの口コミや比較を掲載したり、おすすめするサイトが多すぎて本当のことがわからない・・
こんな疑問にお答えします。
筆者は転職エージェントを使って転職したことがあります。さらに転職エージェントをおすすめするサイトがなぜこんなに多いのかも調べました。
この記事では少し自分で自分の首を絞めつつ、以下を解説します。
- 転職エージェントをおすすめするサイトが「異常なほど多い」裏事情
- 信用できそうな情報の見分け方
転職エージェントの選び方や、本当に信用できる情報とはなんなのかがわかるはずです。
転職エージェントをおすすめするサイトが異常に多い裏事情
転職エージェントをおすすめするサイトが異常に多い理由は、紹介した人にお金が入るからです。
転職の業界は特に紹介料が高いため、おすすめするサイトも膨大な数があります。
紹介料は 1 件につき 1,000 円程度のものから、高いものになると 1 万円を超える金額です。
転職エージェントを紹介すること自体が良い・悪いというつもりはありません。
しかし中にはお金だけを目当てに紹介している人もいるため、本当に信用できる情報がわかりにくいのも事実です。
筆者の転職経験について
本題に入る前に、筆者の転職経験についてお伝えします。
筆者は 2016 年にはじめて転職し、地方の会社から東京の外資系の会社へとキャリアチェンジしました。
きっかけになったのは、ある転職エージェントの方が当ブログを見てメールしてきたことです。
はじめは疑いつつも電話やメールで連絡を重ね、最終的に転職エージェントを使って以下のキャリアアップに成功しました。
- 年収アップ
- 前職よりもやりたいことができる環境
ここから転職エージェントをおすすめするサイトやブログが異常に多く、その理由が高額な紹介料にあるという事実にも気づくことになります。
では転職エージェントをおすすめするサイトには、どのようにお金が入るのでしょうか。
転職エージェントをおすすめするサイトにお金が入る仕組み
転職エージェントをおすすめするサイトには、主にアフィリエイトという仕組みでお金が入ります。
アフィリエイトについて
ブログやウェブサイトを運営したことがない方には、アフィリエイトという言葉は馴染みが薄いかもしれません。
アフィリエイトとは ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)からの広告を自分のサイトやブログで紹介し、内容に応じた紹介料を得ることができる仕組みです。
ASP は商品やサービスを紹介してほしい広告主から案件というかたちで依頼を受けて、紹介してくれる人とつなぐサービスです。
アフィリエイトで紹介者にお金が入る簡単な流れは以下です。
- 読者がサイトやブログを訪れる
- アフィリエイトリンクをクリックする
- 読者がクリックしたリンク経由で転職エージェントへ登録する
- 登録した段階、または面談した段階などで報酬が発生
アフィリエイトそのものはウェブマーケティングの手法の一つで、上場企業なども使用しているものです。
当ブログでもアフィリエイトは使っており、この記事でもアフィリエイトという手法そのものは否定しません。
転職エージェントの紹介料の調べ方
転職エージェントの紹介料は案件ごとに、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)のページで調べることができます。
主要な ASP には以下のようなサービスがあります。
紹介する人は自分のサイトやブログにリンクを貼り、そのリンクを経由して転職エージェントへ登録した人がいると報酬が発生します。
報酬が発生する条件には、例として以下のようなものがあります。
- 会員登録で 2,000 円
- 会員登録した後の面談が終われば 10,000 円
面談は会員登録だけよりも少しハードルが高いです。
しかし転職エージェント側から見ると候補者をさらに引き込むチャンスになり、報酬も高額であることが多いです。
よくおすすめされている転職エージェントの一覧
よくおすすめされている転職エージェントには以下のものがあります。
これらは全て、アフィリエイトを通じて紹介料が発生する転職エージェントです。
逆に言えばアフィリエイトに案件を出していない転職エージェントは、ほぼおすすめされることはありません。
もし話題に出しているサイトがあったとしても、アフィリエイト案件のある転職エージェントを持ち上げるための比較に使われることがほとんどです。
紹介料が発生するリンク(アフィリエイト)かどうかの調べ方
紹介した人に報酬が発生するリンクと、そうでないリンクには見分け方があります。
アフィリエイトサービスプロバイダのリンクを使っている場合
アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)は紹介者のサイトを識別するために、固有のリンクを発行します。
たとえばリンク先が以下の文字列の場合はアフィリエイトのリンクです。
- px.a8.net(A8.net)
- ck.jp.ap.valuecommerce.com(バリューコマース)
- h.accesstrade.net(アクセストレード)
- t.afi-b.com(afb アフィb)
- ad.presco.asia(プレスコ)
パソコンの場合、マウスカーソルをリンクの上に重ねるとリンク先を確認できます。
スマホの場合、リンクを長押ししてタップしたままにすると、リンク先を確認できます。
このように確認したリンク先がアフィリエイトリンクの場合、あなたがリンクを経由してサービスを使うと紹介料が発生するというわけです。
いったんサイト内の別ページを経由する場合
アフィリエイトのリンクを使っていない場合でも、 紹介料が発生するリンクの場合があります。
リダイレクトが起きているかどうかは、ブラウザの開発者用の画面(デベロッパーツール)で調べることができます。F12
キーでも開けます。
たとえば Google Chrome の場合、以下の手順で確認できます。
F12
キーでデベロッパーツールを開く- 「Network」タブで「Preserve log」にチェックを入れる
- リンクをクリックする
あるサイトで、自分のサイト内のリンクと見せかけてアフィリエイトリンクへリダイレクトしている例は以下のとおりです。
当ブログも含め、アフィリエイトのリンクを使っているサイトの情報はお金目当てなのか、それとも信用できるのか見抜くことが困難です。
転職エージェントを選ぶうえで信用できそうな情報の見分け方
では転職エージェントを選ぶうえでどんな情報を信用したらいいのでしょうか。
リアルの知り合いや同僚に聞く
リアルの知り合いや同僚に転職エージェントを使ったことがある人がいれば、感想を聞いてみましょう。
友人にいれば一番聞きやすいですが、身近なところには以下のような転職の経験者がいるかもしれません。
- 他の会社に転職していった人
- 中途採用で入社してきた人
ただし在職中だと、同僚には転職に関する話はしづらいというデメリットもあります。しかし転職して別の会社に行った人になら話しやすいと思います。
実際に筆者も転職したあとに、前の会社の同僚から転職エージェントについて 2 回以上は相談を受けました。
どんな人が運営しているサイトなのか調べる
転職エージェントをおすすめしているサイトを、どんな人が運営しているのか調べるのも見分け方の一つです。
たとえば以下のような情報があれば、よりリアリティがある情報と判断できるかもしれません。
- 顔や実名まで公開している
- プロフィールや他のブログ記事に転職する前や転職した後の仕事内容が書いてある
- 他のサイトには載っていない情報がある
ただし顔や実名を出していても嘘を書く人はいます。企業で運営しているサイトだからといって信用できるとも限りません。
例えば当ブログでは企業が運営しているサイトにブログの記事を丸パクりされたことがあります。
残念ながら「利益のためなら平気でウソを書く人や何でもする会社」もあるため、情報の鵜呑みは禁物です。
自分で転職エージェントを使って試す
もう一つの方法は自分で転職エージェントに実際に登録して、一度エージェントに話を聞いてみることです。
「結局のところ転職エージェントをすすめるのかよ!」と思われたかもしれませんが、最終的には自分で経験してみないと本当のことがわからないからです。
筆者が転職エージェントを使って転職したときも、はじめはとりあえず話だけ聞いてみて選択肢を広げてみようという気持ちからでした。
たとえば一つの転職エージェントだけを取っても、人によって状況が変わります。
- 転職エージェントの中の担当者がどんな人になるかわからない
- エージェントの担当者が自分と相性が合うかわからない
- 他の人の口コミを参考にしたところで、自分と全く同じ前提条件や境遇の人はほぼいない
ネットの口コミが「自分の境遇で本当に参考になるのか」を確かめるのは困難です。
転職エージェントは無料なので、まずは試してみて相性が合わなかったり自分のことを考えてくれそうになかったらバッサリ切ってみるのもアリです。
筆者が転職エージェントを紹介する理由
先にも書きましたが、このブログでも転職エージェントは紹介しています。
例えば筆者が客先常駐のシステムエンジニアから脱出した時の記事で、転職エージェントをおすすめしています。
「あなたも結局のところお金が欲しいのね」と思われますよね。正直に言えばその通りです。
しかし筆者は初の転職で転職エージェントからの情報やサポートにかなり助けられました。また転職して年収が 2 倍以上になりました。
このため以下のような方には転職エージェントをおすすめしたいと思っています。
- はじめての転職をしたい人
- 今の職場で理不尽な扱いや待遇を受けている人
- 地方から都会など、知らない土地に転職したい人
しかしそのままキャリアを積んでいきたい人に、転職エージェントへの登録が絶対に必要と煽るつもりはありません。
同じ転職でもリファラル採用(社員からの紹介)だったり、LinkedIn のような SNS でのつながりをきっかけに転職するといった別の方法もあります。
このブログも含め、ネットだけの口コミを鵜呑みにせずにご自身で調べたり試してみることが最もおすすめです。
おわりに
転職エージェントをおすすめするサイトが異常に多い裏事情は、紹介した人にお金が入るためです。
転職エージェントを選ぶうえで信用できそうな情報を手に入れるには以下の方法があります。
- ネット以外からも情報を仕入れる
- 紹介しているサイトが信用に値するか調べる
- 自分でも一度試してみる
最後に転職エージェントのおすすめも載せておきます。
- リクルートエージェント ※リクナビのリクルートが運営する最大手
- マイナビエージェント ※社内SE/Webエンジニアの求人あり
- ビズリーチ ※一般には非公開の求人が多い
でも当ブログが信用に値しないと思ったら、ここからは登録しないでくださいね。