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タイに安く旅行に行きたいな。現地でどれぐらいお金がかかるのかも知っておきたいな・・
こんな疑問にお答えします。
休暇を取って4泊5日でタイ旅行に行き、飛行機代やホテル代込みで5万円ほどで過ごしました。
この記事では5万円ちょっとでタイに一人旅したときの内訳と、以下の内容を解説します。
- 安い飛行機やホテルの選び方
- 現地でかかるお金の目安
国内旅行とは違った、日常から離れたタイという環境も格安で楽しむことができます。
タイ旅行を5万円ちょっとで楽しんだ内訳
タイ旅行を5万円ちょっとで楽しんだ内訳は以下です。
- 飛行機:23,750 円
- ホテル:22,160円(5,540×4泊)
- その他の食費や交通費、入場料など:約 15,000円
全部合わせると 6 万円を少し超えていますが、4 泊で 300バーツ(だいたい1000円)余ったので 3泊ならもっと簡単に 5 万円台でいけます。
特にあてもなく行ったものの、ある程度は行きたいところに目星をつけて出発しました。
特にあてもなくタイに来てみた pic.twitter.com/5EwKf2cpQz
— fidn@サポートエンジニアブロガー (@lancork) 2019年10月25日
主に首都のバンコク市内を中心に、行ったところは以下のとおりです。
- バンコク市内の寺院めぐり
- ショッピングモールめぐり
- マハナコーン・スカイウォーク
- アユタヤ遺跡めぐり
安くすませた方法をそれぞれご紹介します。
タイ旅行で飛行機の格安チケットを手に入れる方法
飛行機は以下の方法で「成田-バンコク」往復で23,750 円でチケットを手に入れることができました。
- LCC(Low-cost carrier)を使う
- 出発日や到着日を変えて検索し、安い日を狙う
- フライト探しと予約は週の半ばにやる(火曜~木曜日など)
時期によってはもっと安くすることも可能です。それぞれの詳細は以下です。
LCC(Low-cost carrier)を使う
飛行機は LCC を使います。
ANA や JAL などのフルサービスキャリアと違ってサービスが削減されていますが、チケット代を大幅に安くすることができます。
日本からタイのバンコクへのフライトの最安値は、だいたい以下の航空会社です。
- タイ・エアアジア X
- ノックスクート
今回はタイ・エアアジア Xを使いました。
出発日や到着日を変えて検索し、安い日を狙う
チケットの検索サイトで出発日や到着日を変えて検索し、安いところを狙います。
直近の日程や土日の出発の便は人が集中するためか、高くなる傾向がありました。
往路の出発日や復路の到着日の条件をいろいろ試してみた結果、今回は以下の日程が一番安かったです。
- 金曜日に出発
- 一か月先のフライト(出発が 10/25 で、予約が 9/25)
日程をちょっとずらすだけで 1 万円以上の差が出てくるので、休みが取れれば安いところを狙って損はありません。
フライト探しと予約は週の半ばにやる(火曜~木曜日など)
フライト探しと予約は週の半ばにやり、金曜日~日曜日を避けます。
フライトを探す日によって一番安い航空会社だけでなく、全く同じ便でも値段が変わってくるためです。
例えば今回の場合、全く同じ便でもフライトを検索する日によって以下の違いがありました。
- 日曜日だと 30,000 円超え
- 水曜日だと 23,750 円
航路によって違う場合もありますが、フライトを探す人が多いと考えられる週末はチケットの値段も上がるように見えます。
あえて週の半ばに探すことによって、チケット代を安くできる可能性があります。
LCCを使う場合の注意点
LCCの飛行機を使う場合、普通の飛行機と以下のような点に違いがあります。
- 預け入れ荷物が有料で別料金
- 機内持ち込みの荷物の重さ制限(エアアジアXの場合、7kg)
- 機内食が有料で別料金
- 飛行機の座席にモニターがない
- 飛行機の座席にコンセントやUSBがない
それぞれの対処法は以下です。
「預け入れ荷物が有料」への対策
スーツケースなど、機内に持ち込めない荷物の預け入れの値段はチケット代には含まれておらず別料金です。
対策としてはスーツケースは持っていかずに、機内に持ち込みできる以下のリュックとショルダーバッグだけに荷物を絞り込みました。
「これだけで足りるの?」と思われるかもしれませんが、タイは一年を通して暑いため半袖Tシャツと短パンで過ごすことができます。
ただし飛行機の中やショッピングモールの中は少し寒いこともあるため、羽織れる長袖が一枚あると便利です。
ちなみにリュックは旅行用ではなく、普段ノートパソコンなどを持ち運ぶのに使っている普通のものです。
「機内持ち込みの荷物の重さ制限」への対策
機内持ち込みの荷物には重さの制限があります。だいたいどこの LCC も 7kg です。
リュックに以下の荷物を入れましたが、リュックそのものの重さを加えても 3.5kgで余裕でした。
- 4日分の衣類(下着、短パン、Tシャツ)
- iPad とキーボード、周辺機器(あわせて1kgぐらい)
- モバイルバッテリー
ちなみに空港でのチェックインの際、リュックの重さは計量されたもののショルダーバッグは計量されませんでした。
「機内食が有料で別料金」への対策
機内食がチケットの料金に含まれず、別料金です。
対策としては出発前に空港で早めのランチを食べたため、飛行機に乗っているときはとくに空腹を感じませんでした。
どうしてもお腹が減ったら機内で注文することもできます。
「飛行機の座席にモニターがない」ことへの対策
ANA や JAL などの飛行機と違って、飛行機の座席にモニターがありません。
Amazonプライムの特典である Prime Video で映画を、Prime Reading で Kindle 本を iPad にダウンロードしておいたので快適に過ごせました。
飛行機の中は Wi-Fi が使えないので、事前に少し多めにダウンロードしておくとより安心です。
「飛行機の座席にコンセントやUSBがない」ことへの対策
座席にコンセントやUSBがないため、モバイルバッテリーがあると安心です。
日本からタイへは6時間ぐらいのフライトなのでスマホやタブレットの電池の残量がゼロになることはほぼありません。
このためモバイルバッテリーは保険としても持っておきたいです。
タイ旅行で安く泊まることができるホテルは?
3つ星ホテルなら 1 泊 5,000円台までで泊まれるところがたくさんあります。
4つ星ホテルや5つ星ホテルになるとより豪華ですが、1 泊 1万円を超えてくるところが多かったです。
ホテルはBTS(スカイトレイン)の以下の駅の近くが、移動に便利です。
- ナナ駅
- アソーク駅
- プロンポン駅
今回泊まったのはバンコクにある「イビス バンコク スクンビット 4」という 3つ星ホテルです。
バスタブは無くシャワーのみだったのがいまいちでしたが、キングサイズのベッド、机、セーフティーボックスなどがあり、清潔で疲れをとるには充分でした。
BTS(スカイトレイン)の Nana 駅からも歩いて 5 分ぐらいで、移動にも便利な立地です。
タイ旅行での食費
タイ旅行では食費をかなり安く抑えることができます。だいたい日本の 1/3 ぐらいの値段です。
場所によってはローカルフードよりもショッピングモールのフードコートのほうが食費が安いこともあるぐらいです。
例えば BTS(スカイトレイン)アソーク駅の近くにある「ターミナル21」というショッピングモールでは、約60バーツ(215円ぐらい)で以下の食事ができます。
ホテルの朝食ビュッフェは 177バーツでした。
大戸屋などの日本のお店もありますが、日本食は割高です。日本と食べるのと値段はあまり変わりません。
タイ旅行での移動費
タイ旅行での主な移動手段は以下です。
- タクシー
- BTS(スカイトレイン)
- MRT(地下鉄)
どれも日本に比べるとかなり安いです。例としてタクシー(メーター付き)は 25km で200バーツ(720円)ぐらいでした。
BTS(スカイトレイン)は目的地に応じて 16~59バーツ、MRT(地下鉄)も 16~42バーツです。
少し歩きますが、MRT を起点にしてバンコク市内にある 3 大寺院をめぐることができます。
ほかにはトゥクトゥクという乗り物もありますが割高です。思い出に1回乗るぐらいで良いと思います。
おわりに
タイ旅行を5万円ちょっとで楽しむ方法をまとめます。
- 飛行機は LCC を選ぶ
- ホテルは3つ星ホテルを選ぶ
- 移動手段はスカイトレインや地下鉄をメインに
安く楽しむにはフライトやホテルを探すことになりますが、自分で計画を立てることで旅行の楽しさも増します。
フライトは HIS が運営するサプライスというサイトで割引クーポンのキャンペーンをやっているときが多く、航空会社で予約するよりおトクです。
ホテルは Agoda やエクスペディアで安いところを探すのがおすすめです。
日常から離れ、タイという南国を格安で楽しむ参考になれば嬉しいです。