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なんで失敗した話をブログで晒すの?恥ずかしくないの?
こんな疑問にお答えします。
このブログではやってみた系の記事やレビュー記事のほか、人生における失敗談も晒しています。
さらに一部のリアルの知人もこのブログを見ていることがわかっています。
こんな状況でなぜインターネットに失敗を晒すのか、実際の記事を例に挙げつつその理由を解説していきます。
ブログや Twitter で何か発信しようかと考えている方に、参考になるはずです。
ブログで人生の失敗を晒す3つの理由
結論からお伝えすると、ブログで人生の失敗を晒しているのは以下の理由からです。
- 自分の失敗が誰かの役に立つかもしれないため
- 成功論は後付けであることが多いため
- コンテンツ的に失敗談はよく見られるため
なぜこんな理由で失敗を記事にしているのか、詳しくお伝えします。
このブログで晒してきた失敗
まずはこのブログで晒している筆者の人生での失敗談について、いくつか記事の例を挙げます。
大学のときにネットゲーム廃人・ひきこもりになり、2 回も留年しました。
20代になってからファッションを覚え、似合わない服をたくさん買いました。
20代でやっておけばよかったと後悔したこともたくさんあります。
投資で大きく損をしました。
こんな記事を晒している理由は次のとおりです。
自分の失敗が誰かの役に立つかもしれないため
一番の理由は、自分の失敗を晒すことで誰かの役に立つかもしれないためです。
ツラい体験をしたとき、以下のように思ったことはありませんか?
- こんなにツラいのは自分だけに違いない
- もう取り返しがつかない
Facebook や Instagram を見ると充実したリアルを投稿している人が多く、さらにみじめな気持ちになるかもしれません。
しかし失敗をブログに晒すことで、過去の自分と似たような状況の人に以下のメッセージを伝えられる可能性があります。
- 失敗した・ツラい状況にあるのがあなただけではない
- つらいときにどう感じ、どう乗り越えたか
たとえば筆者は引きこもりになって大学で 2 回も留年したとき、人生をあきらめようとしました。
しかし引きこもりと留年は以下のように考えることで乗り越え、10年後のいまでは外資系の企業で会社員として働いています。
- 10年後からタイムマシンで戻ってきたと考える
- もう死んだものと思って、他の人の目を気にしない
この留年の体験談を書いたブログ記事は定期的にアクセスがあり、中には感想をくれた方もいます。
しかしこの広い世界のだれか一人にでも刺さるものがあれば、ブログで失敗を晒す意味があると考えています。
成功論は後付けであることが多いため
二つ目の理由は成功論は後付けであることが多く、失敗談のほうが役立つ可能性が高いと考えるためです。
たとえば筆者の成功体験では、「転職して年収を 2 倍以上にできた」というものがあります。
もちろんこれに対して、以下のような理由をつけることはできます。
- 転職というリスクをとった
- 仕事以外でも資格をとるなどの勉強をしていた
- 残業がきつい中、転職エージェントとやり取りした
しかし一番の理由は「運がよかった」ことだったと考えています。
とくに転職は時期やタイミング・景気に大きく左右されます。自分が面接する側になった今でも、以下のように思います。
- もし時期が 1 年遅れていたら、募集されていなかったかもしれない
- もし面接官が違う人だったら、落とされていたかもしれない
留年によって転職タイミングが 2 年ズレていたことすらも「景気を考慮してあえて留年した」と言おうと思えばできます。
しかし後付けで再現性の低い成功論をたくさん書くよりは、失敗から学んだことのほうが誰かに役立つ可能性が高いと考えます。
コンテンツ的に失敗談はよく見られるため
最後の理由はコンテンツ的に失敗談はよく閲覧されるためです。
極端な例だと以下の 2 つの話があったとき、思わず見てしまうのはどちらでしょうか。
- 一流企業で出世できた話
- 知らないとヤバい!上司に言ってクビになりかけた一言
だいたいの方は 2 つ目が気になってしまうと思います。
もちろんそうでない方もいると思いますが、たいていの人には以下のような感情があります。
- 他人の不幸な話は気になってしまう
- 自分も同じ失敗をしたくない(何かを失うのが怖い)
とくに後者は心理学で損失回避の法則と呼ばれるものです。
好きなことを書いているブログとはいえ、できれば多くの人に見てほしいという気持ちから失敗談も晒しています。
もちろん失敗談ばかりでも面白くないため、レビュー記事や体験談の中に少し混ぜるぐらいにしています。
おわりに
ブログで人生の失敗を晒している理由をまとめます。
- 自分の失敗が誰かの役に立つかもしれないため
- 成功論は後付けであることが多いため
- コンテンツ的に失敗談のほうがよく見られるため
人生で失敗したり、他人の失敗から参考にすることがなければ今の自分はなかったと思います。
今後も「誰かひとりにでも役に立てばうれしい」という気持ちで失敗談を書いていきます。
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