【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第2話「ダイとレオナ姫」の感想

【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第2話「ダイとレオナ姫」の感想

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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第2話「ダイとレオナ姫」を視聴しました。

メインヒロインであるレオナ姫の初登場や「あの力」の初登場など、見どころが詰まった回でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で感想を書きます。

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。
原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第2話「ダイとレオナ姫」の感想

第2話「小さな勇者、ダイ」の感想をまとめます。

  • 戦闘シーンの迫力・バロンの表情がすごい
  • 去り際のレオナ姫のウインクがやはり良い
  • 展開が早いものの、理由あり?
  • ライデインの描写がなかったのは残念

レオナ姫の登場からアバン・ポップが出てくる予告編までと、かなりストーリーが進みました。

アニメーションや CG は前回と同様に美しかったものの、残念に感じた点もありました。

続いて、それぞれの感想の詳細や理由を書いていきます。

戦闘シーンの迫力・バロンの表情がすごい

前回の第 1 話に続き、迫力を感じさせる戦闘シーンでした。

ブラスがメラやメラミを使う場面もありましたが、やはり迫力があったのはダイ vs バロンが操るキラーマシーン戦の以下の部分です。

  • キラーマシーンを吹き飛ばすバギクロス
  • パプニカのナイフを持つダイ vs キラーマシーンの格闘
  • 竜の紋章からのトドメのベギラマ

キラーマシーンの巨大かつ俊敏な動き、それに立ち向かうダイの素早さを再現する CG は見事でした。

また機械に心を奪われたバロンの表情は狂気があふれており、アニメならではの躍動感も感じさせるものでした。

最後のベギラマのシーンでは、2020 年版の「ダイの大冒険のテーマ」と思わせる、クライマックスにふさわしい BGM も流れました。

今後の敵との戦闘シーンも迫力があるものが期待され、ハドラー戦やクロコダイン戦などが楽しみです。

去り際のレオナ姫のウインクがやはり良い

キラーマシーンを倒した後、レオナ姫が去り際に見せるウインクがやはり良いです。

この記事を書いている私(fidn)はレオナ姫の去り際のシーンに、特別な思い入れがあります。

これは以下の 2 つの理由からです。

  • 1991年、偶然テレビアニメで初めて見たのが「第3話 怒れダイ!輝け竜の紋章!!」だった
  • はじめて見たアニメで、去り際のレオナ姫のウインクにやられた

見始めたのは途中のシーンからで、当時は子供だったこともありストーリーはよくわからずに見ていました。しかしレオナ姫に魅力があることだけはハッキリとわかりました。

レオナ姫の去り際は、ダイの大冒険のアニメを見始めジャンプや単行本も買いそろえていくきっかけになった思い入れのあるシーンです。

ちなみにこの後、レオナ姫が出てくるのはだいぶ先になるのを知らずに「いつ出てくるんだろう」と思いながら見ていました。

2020年版のアニメでもウインクの破壊力は健在でした。きっと新しくレオナ姫に心を掴まれてしまった少年や、大きなお友達もいるはずです。

展開が早いものの、理由あり?

第 2 話は全体的に展開が早く感じました。

それもそのはずで、レオナ姫がデルムリン島に来たときの話は1991年版のアニメでは 2 話で構成されていましたが、2020年版では 1 話に凝縮されているためです。

  • 1991年版:「第2話 死なせてたまるかレオナ姫」と「第3話 怒れダイ!輝け竜の紋章!!」の 2 話
  • 2020年版:「第2話 ダイとレオナ姫」の 1 話

前回までのあらすじで時間を引っ張るといったこともなく、かなりスピーディに話が進みます。

「詰め込みすぎじゃないかな・・」と感じる部分もありましたが、スピーディに展開が進んでいるのは以下の理由があると推測します。

  • ゆっくりだと終盤まで進めるのに数年単位で時間がかかる
  • 原作を知らない視聴者層、原作を知っている視聴者層どちらにも配慮
  • (考えたくないものの)打ち切りのリスクも考慮されている

新しい視聴者で1話ずつ楽しみたい方、以前は打ち切りされてしまって見られなかったバラン編を早く見たい方どちらもいるはずです。

一方で、展開が早かったことで残念に感じた部分もありました。

ライデインの描写がなかったのは残念

ダイがレオナ姫を抱えて火口から脱出するときの描写で、原作と以下の違いがありました。

  • 原作・アニメ(1991年):ライデインを使う
  • アニメ(2020年):山を内側からオーラで破壊する(ライデインの描写なし)

これが残念だった理由は、この時点でダイがライデインを使うことは以下の強烈なインパクトがあるためです。

  • ダイはこの時点では呪文が使えない
  • (紋章の力ありで)ダイがはじめて呪文を使う
  • ライデインは勇者しか使えないはずの呪文

この強烈なインパクトは原作でもライデインの描写の直後、ブラスの以下のセリフが際立たせています。

いま・・・点をつらぬいた稲妻は・・・勇者のみがあやつれるという正義の光ライデイン・・・!
・・・わしの・・・目の錯覚か・・・・・・!?

引用元:ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1 巻

もちろんこの後、紋章の力を使ってバギクロスやベギラマでキラーマシーンを圧倒するシーンは迫力万点で表現されています。

ライデインの描写がなかったのは残念でしたが、監督をはじめとする2020年アニメの制作陣はダイ大愛にあふれる方ばかりです。これは特別番組のダイ好き TV からも明らかです。

この時点でライデインの描写がなかったのは単にカットされたのではなく、なにか今後の演出につながる理由があったと考えたいです。

ライデインはヒュンケルとの戦いまで「おあずけ」になりそうですが、新アニメでどのように描かれるのか楽しみです。

おわりに

第2話「小さな勇者、ダイ」の感想をまとめます。

  • 戦闘シーンの迫力・バロンの表情がすごい
  • 去り際のレオナ姫のウインクがやはり良い
  • 展開が早いものの、理由あり?
  • ライデインの描写がなかったのは残念

第 3 話「勇者の家庭教師」の予告編では、ついにアバンとポップが出てきました。

アバンが島を駆け巡るシーンや、個人的に一番好きなキャラであるポップが活躍(?)する見逃せない回になりそうです。

筆者はテレビを持っていませんが、2020年版ダイの大冒険のアニメをネット配信で楽しんでいます。最速でネット配信しているサイトは以下にまとめています。