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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。
前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第4話「魔王ハドラーの復活」を視聴しました。
今回はついにハドラーが登場し、アバンとのバトルが開始しました。
原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。
- 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
- 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト
注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。
原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。
2020年版アニメ「ダイの大冒険」第4話「魔王ハドラーの復活」の感想
第4話「魔王ハドラーの復活」の感想をまとめます。
- ドラゴンに変形したゴメちゃんがかわいい
- ベギラマの打ち方、やはり良い
- 時代と子供に配慮したつくりに
ダイの海破斬、アバン先生のベギラマ、ハドラーのイオナズンなど、技がたくさん登場しました。
第1話のオープニング前に出てきた、15年前のアバンとハドラーの戦いのシーンも伏線が回収されました。
続いて、それぞれの感想の詳細や理由を書いていきます。
ドラゴンに変形したゴメちゃんがかわいい
ドラゴンに変形したゴメちゃんがかわいく、これまでで最もプニプニ感が高く表現されていました。
アバンがドラゴラムでドラゴンに変身し、ダイの危機であることをゴメちゃんがポップに伝えにいくシーンです。
このシーンの手乗りドラゴンのようなかわいいゴメちゃん、とても好きです。
またこのシーンはストーリー終盤で明らかになる、「ゴメちゃんがダイの友達になるという願いをかなえ続けている」ことの伏線になっていると考えます。
なぜならこのシーンではダイが助けを求めているようには見えず、ゴメちゃんが自分から助けを呼びに行ったのは以下の理由だと考えられるからです。
- ブラスじいちゃんが「ダイを助けてほしい」と願ったから
- 友達は友達がピンチのときに助けるものだから
どちらも可能性としてはありそうですが、個人的には2つ目のほうを推したいです。
なぜかというと公式ファン番組の「ダイ好きTV」第2回の「ドラゴラムを漢字で正確に書きなさい」というクイズの回答で、唐沢監督がドラゴンに変身したゴメちゃんをホワイトボードに描く一面があったためです。
以下の動画の 51:36 ごろのシーンです。
もちろんどのシーンもクオリティは高いものの、自分が好きなシーンがきれいに描かれていると嬉しいですね。
ベギラマの打ち方、やはり良い
アバンとハドラーが、今作アニメでベギラマを初めて使用しました。
以下のダイの大冒険に特有のベギラマの打ち方も、アニメーションで見事に表現されています。
- 足元の円から炎が上がってくる
- 左手で炎を球状に集める
- 右手で炎をパンチしてベギラマ発射
第4話ではアバンとハドラーがどちらも同じベギラマを使いますが、ハドラーがベギラマを打つときのほうが、より迫力のある表現となっていました。
ベギラマは後にポップも重要なシーン(バルジ島でマァムを守るシーン)で使います。
このときのアバンとハドラーのベギラマと、ポップのベギラマに同じところや違うところがあるのか、アニメで見るのが今後も楽しみです。
でもベギラマよりメラゾーマ覚える方が先って、いつも思うけどポップ順番おかしいですよね・・!(笑)
時代と子供に配慮したつくりに
時代と子供に配慮したつくりになっていると感じたシーンがありました。以下の2つです。
- 海破斬を受けたアバンの鼻の傷
- ダイがハドラーから地面に打ち付けられるシーン
1つ目のシーンでは、ダイが海破斬で炎を切り裂き、ドラゴラムでドラゴンとなったアバンの鼻に傷をつけます。
2つ目のシーンでは、ダイがハドラーに斬りかかったあと、返り討ちにあって地面に打ち付けられます。
おそらくは流血表現や、あからさまに暴力的な表現をやわらげる目的で自主規制されているものと思われます。
土曜の朝9:30の放送であることや、子供も視聴者のメインターゲットと想定されることから、時代と子供に配慮したつくりになっていると感じます。
ちなみにアバンストラッシュを受けたハドラーは、緑の血をドバドバ流していました。自主規制は赤い血だけのようです。
おわりに
第4話「魔王ハドラーの復活」の感想をまとめます。
- ドラゴンに変形したゴメちゃんがかわいい
- ベギラマの打ち方、やはり良い
- 時代と子供に配慮したつくりに
第5話「アバンのしるし」の予告編では、早くも涙なくしては見られないシーンが出てきました。
ダイの竜の紋章の力がアニメで再び炸裂する、見逃せない回になりそうです。
筆者はテレビを持っていませんが、2020年版ダイの大冒険のアニメをネット配信で楽しんでいます。最速でネット配信しているサイトは以下にまとめています。