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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。
前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第17話「不死身の救世主」を視聴しました。
ダイたちが大ピンチになりますが、その後はタイトルどおりの熱い展開になりました。
原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。
- 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
- 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト
注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。
原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。
2020年版アニメ「ダイの大冒険」第17話「不死身の救世主」の感想
第17話「不死身の救世主」の感想をまとめます。
- フレイザードの性格を表す新シーンが追加
- ベギラゴンの繰り出し方に若干の変化が
- クロコダインとヒュンケルの登場シーン、やはり最高
続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。
フレイザードの性格を表す新シーンが追加
第17話は冒頭で、フレイザードがブチギレて柱を殴るシーンからはじまりました。
ダイたちをおびき寄せたのはフレイザードなのに、人質のレオナ姫の見張り役にされ不満を爆発させたためです。
また怒りにまかせて氷漬けのレオナ姫をパンチで粉々にしようとしますが、ギリギリで思いとどまるシーンもありました。
フレイザードの性格は、以前にザボエラが以下のように表現しています。
さすがは氷炎将軍フレイザード・・・ただの血気さかんな戦闘狂とは違うわい・・・
炎のような暴力性と氷のような冷徹さが同居した男よな・・引用元:ダイの大冒険 文庫版 第4巻
第17話で追加されたブチギレから冷静になるシーンは、まさにフレイザードの暴力性と冷静さを表すものでした。
2020年版のアニメではどちらかというとシーンがカットされることが多いです。それを考えるとフレイザードさん、アニメ制作陣に愛されているのかもしれません。
ベギラゴンの繰り出し方に若干の変化が
ハドラーがポップとマァムに対してベギラゴンを初披露しました。
ダイの大冒険でのベギラゴンはオリジナルの動作とともに繰り出されます。本当に微妙な違いですが 1991年番のアニメと以下の違いがありました。
年度 | 繰り出し方 |
---|---|
1991年アニメ | 両手で練り上げた閃熱をいったん頭上で合体させ、体の前に振り下ろして発射 |
2020年アニメ | 両手で練り上げた閃熱を体の前で合体させ、発射 |
いったん頭上で合体させる動作がなくなっているため、繰り出すまでが少しだけ早くなっています。
ベギラゴンは、今後まだまだ以下のようなシーンで見られることが期待できます。
- バルジの島でのヒュンケル vs ハドラー戦
- バラン戦のあと、ハドラーの小屋への襲撃(マトリフもベギラゴンを使う)
- バーンパレスでのダイ&バラン vs ハドラー戦
とくにマトリフとハドラーのベギラゴン対決は原作ではわずかなページのシーンでしたが、どんなアニメーションで繰り出されるのか期待が膨らみます。
クロコダインとヒュンケルの登場シーン、やはり最高
タイトルにもある「不死身の救世主」であるクロコダインとヒュンケルの登場シーン、やはり最高でした。
クロコダインの登場シーンでは、上空にクロコダインの相棒であるガルーダが飛んでいました。
これは原作にない描写で、ガルーダがクロコダインとヒュンケルをバルジの島まで運んできたことがハッキリしました。
第9話「ひとかけらの勇気」でもダイに敗れたクロコダインをガルーダが回収するシーンが追加されていました。原作になかった「ちょっとしたシーン」の追加が嬉しいです。
また「不死身」といえばやはりヒュンケルです。登場シーンではかっこいい BGM も流れ、アニメーションも思わず唸るほどでした。
以下の流れからのハドラーの表情が、「ありえない」ことをさらに強調しているのもシビれます。
- 崩れる氷魔塔
- マァムを抱えるヒュンケル
- 鼻水を垂らすハドラー
氷魔塔の砕け散った氷がキラキラ光っているのも、たまらない演出でした・・!
おわりに
第17話「不死身の救世主」の感想をまとめます。
- フレイザードの性格を表す新シーンが追加
- ベギラゴンの繰り出し方に若干の変化が
- クロコダインとヒュンケルの登場シーン、やはり最高
次の第18話は「ヒュンケル対ハドラー」です。予告編でグランドクルスが描かれており、楽しみが止まりません。
新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。