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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。
前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第19話「アバン流最後の奥義」を視聴しました。
フレイザードとダイ、ともに奥義を繰り出す熱い展開でした。
原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。
- 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
- 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト
注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。
原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。
2020年版アニメ「ダイの大冒険」第19話「アバン流最後の奥義」の感想
第19話「アバン流最後の奥義」の感想をまとめます。
- マァムのあのシーン、やっぱり改変
- 弾岩爆花散がアニメーションで映える
- ダイの空裂斬、やはり最高
続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。
マァムのあのシーン、やっぱり改変
マァムの「あるシーン」がやっぱり改変されていました。
ダイたちがバルジ塔に到着したあとにフレイザードが地中から登場し、マァムが足をつかまれてピンチになるシーンです。
ここが原作や1991年のアニメでどんなシーンだったかは、公式ファン番組の「ダイ好きTV」第3回で原作の三条陸先生も語られています。
上の動画では「いろんな意味でお宝」という「マァムのあるもの」が見えていることがわかると思いますが、2020年版のアニメでは見えません。
これまでの回でもお色気なシーンがカットされる部分がありましたが、やはり以下のような理由での改変だと思われます。
- 土曜の朝9:30の放送
- 主に子供向けのアニメ
- ギャグ要素を抑えた構成
他にはバルジの塔の周辺にいるはずの爆弾岩がいなくなっていたりと、放送時間上の都合と見られる改変も見られました。
ダイの大冒険のメインストーリーには全く影響がない改変なのでどちらでも良いといえば良いものの、2021年という時代の流れを感じました。
弾岩爆花散がアニメーションで映える
フレイザードの弾岩爆花散が、美麗な新アニメーションでかなり映えていました。
第19話のタイトルは「アバン流最後の奥義」ですが、フレイザードの最終奥義である弾岩爆花散が見られる最初で最後の回でもあります。
大量かつ嵐のような氷と炎の弾岩をアニメーションで表現するのはかなり難しいことが想像できますが、2021年のアニメーション技術だとここまで表現できるというのに驚かされました。
途中でフレイザードがしゃべるときに背景が暗くなりますが、弾岩と背景が合わさるとまるで宇宙のようでもあります。
「バクチは外れたら痛い目見るから面白い」などの名言も登場しフレイザードが最高に活躍する回で、Twitterのトレンド入りに声優の奈良徹さんが喜んでいたのも印象に残りました。
ああっ!
『フレイザード』トレンド入り❄️🔥ありがとうございます!
ありがとうございます!!m( )m
— 奈良徹 (@NaraToru) February 13, 2021
最終的に空裂斬やアバンストラッシュにやられてしまうため、あともう少しでフレイザードの名演技が見られなくなると思うと非常に惜しいですね・・。
敵キャラながら、ザボエラのように終盤まで活躍してほしかった存在です。
ダイの空裂斬、やはり最高
第19話のメインテーマでもあるダイの空裂斬、やはり最高でした。
ただの必殺技ではなく、何回か失敗してあきらめそうになりながらも以下の流れでなんとか成功するのが良いですね。
- ヒュンケルの血と助言
- 仲間のエネルギーとフレイザードの悪のエネルギーを感じる描写
- 「こいつがフレイザードだ!」からの繰り出し
最後に空裂斬をキメる直前に、林ゆうき先生の「処刑用の曲」が流れたのも熱い展開でした。
「処刑用の曲」はこれまでもダイの大冒険の感想で何回も絶賛していますが、作曲の林ゆうき先生が「ダイ好きTV」で語っていたクライマックス用の曲です。
2021年3月に発売のサウンドトラックで正式タイトルがわかるはずなので、こちらも楽しみですね。
おわりに
第19話「アバン流最後の奥義」の感想をまとめます。
- マァムのあのシーン、やっぱり改変
- 弾岩爆花散がアニメーションで映える
- ダイの空裂斬、やはり最高
第20話のタイトルは「今すべてを斬る」で完成版アバンストラッシュの初登場です。
すでに予告編から神回が確定しており来週も目が離せません。
新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。