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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。
前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第23話「竜の騎士」を視聴しました。
久々の戦闘シーンに興奮したものの、つらいシーンもありました。
原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。
- 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
- 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト
注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。
原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。
2020年版アニメ「ダイの大冒険」第23話「竜の騎士」の感想
第23話「竜の騎士」の感想をまとめます。
- ポップの感情がとくに豊かな回だった
- ダイの戦闘シーンも激しかったものの、対比される人間の弱さ
- ついについについにダイが「あの男」と対峙!
続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。
ポップの感情がとくに豊かな回だった
フレイザード戦が終わって以来、久々の戦闘シーンがありました。それと同時にポップの感情がとくに豊かな回でした。
ポップ vs ドラゴン5匹戦ではポップがベタンを初披露しました。個人的には以下が見どころでした。
- 魔法力でキラキラ光る輝きの杖
- 炎とドラゴンを押しつぶすベタン(重圧呪文)
- ドラゴン2匹をしくじったあとの「ゲェッ!?」とロングな鼻水
ベタンはダイの大冒険オリジナルの技ですが、ドラゴンクエスト10などに逆輸入された技でもあります。地面すら押しつぶすベタンの紫色のエフェクトがアニメーションで見られるのは感慨深いものがありました。
また戦闘の後、テラン王国でダイが一人で竜の神殿に向かいます。湖に飛び込んだ後のポップの以下のセリフは特に感情がこもっていました。
たとえお前の正体がモンスターだってかまわねえさ!
そんなの・・・関係ねえよ!!引用元:ダイの大冒険 第23話「竜の騎士」
ベタンのかっこいいシーン、しくじって鼻水、ダイのために涙を流すなど、様々なポップの表情が表されていました。
なお 5 匹いたドラゴンのうちポップがベタンでやっつけたのは 3 匹で、原作ではポップがレオナに以下のように言うシーンがありましたが、アニメではカットされていました。
ひっ 姫さん!すまねえ 2匹ばかりしくじっちまったっ!!
逃げてくれぇっ!!!引用元:ダイの大冒険 文庫版 第6巻
「がんばったけど全部は無理だった感」を表すセリフでしたが、これを言わなかったポップは言い訳しない男に成長した・・のかもしれません。
ダイの戦闘シーンも激しかったものの、対比される人間の弱さ
もう一つの戦闘シーンであるダイ vs ヒドラ戦もとても興奮しました。
見どころしかありませんでしたが、とくにレオナ姫のピンチを救うべく竜の紋章が発動してからの以下の流れは最高でした。
- 紋章の発動前のメラと発動後のイオラの対比
- ドラゴンキラーを装備して力をためる姿
- とどめのライデイン
一方でダイの強さと比較して、以下のような人間の弱さが生々しく描かれた回でもありました。
- 困っている他人よりも自分の命や富が優先
- 自分と違う種族は怖い
人間が誰しも上記に当てはまるとは限らないものの、とくにヒドラを倒した後にダイを見る周囲の目のシーンはアニメで改めて見るとツラいものがあります。
ついについについにダイが「あの男」と対峙!
竜の神殿で、ついにダイがバランと対峙するときがやってきました!!
竜水晶・ダイ・バランの構図となりましたが、竜水晶の声優がまさかの戸田恵子さんという、以下のような超豪華なキャストでした。
- 竜水晶:戸田恵子さん(アンパンマン役など)
- バラン:速水奨さん(ドラゴンボールZ ザーボン役など)
一方でバラン戦といえば、ダイの大冒険の 1991年版アニメをご存じの方には苦い思い出があるところのはずです。
そう、1991年版のアニメではバラン戦の序盤でアニメが打ち切りになってしまったからです。
しかし、「ついにここまで来た・・!」という感慨深さを感じたのはあなたも同じのはず・・!
ほぼ全キャラに名シーンのあるバラン戦、毎週が楽しみでたまりません。
おわりに
第23話「竜の騎士」の感想をまとめます。
- ポップの感情がとくに豊かな回だった
- ダイの戦闘シーンも激しかったものの、対比される人間の弱さ
- ついについについにダイが「あの男」と対峙!
次の24話のタイトルは「竜騎将バラン」です。ついに 1991年版のアニメの最終回あたりに追いつき、ますます目が離せません。
新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。