【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第48話「ハドラー親衛騎団」の感想


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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第48話「ハドラー親衛騎団」を視聴しました。

ハドラー親衛騎団というタイトルながらも、ノヴァの回といっても過言ではない回でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第48話「ハドラー親衛騎団」の感想

第48話「ハドラー親衛騎団」の感想をまとめます。

  • ノヴァは決して弱くない!レベルを考察
  • ポップの新装備かっこいい!でも杖が不遇すぎる
  • ハドラー親衛騎団、声も強さもすごい

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

ノヴァは決して弱くない!レベルを考察

第48話でノヴァがインパクトの強い登場を見せつつも、ヒムやアルビナスとの戦いで惨敗を見せるというスピード感のある展開でした。

はじめは自信にあふれる一方、アニメ後半パートの最後では破れた自分を以下のように「ぶざま」と表現しています。

こんなにぶざまな勇者なんていないもんな・・・

引用元:ダイの大冒険 第48話「ハドラー親衛騎団」

先走って一方的にやられるキャラというイメージが強くなってしまうものの、以下の特徴を考えるとノヴァは決して弱くはないと思われます。

  • 闘気剣がつかえる
  • オリハルコンに傷をつけることができる
  • マヒャドが使える

ドラクエ3ではマヒャドは魔法使いが Lv.32 で覚える呪文のため、勇者(自称)のノヴァであればもう少し遅く覚えのが妥当でしょう。

これを踏まえると第48話時点でのノヴァのレベルは 35~40 ぐらいであると推測できます。

しかし「公式パーフェクトガイドブック」によると、この時点での他のキャラのレベルは以下のとおりです。

  • ダイ:Lv.45
  • ポップ:Lv.40
  • ハドラー親衛騎団:トータル Lv.48

ダイの大冒険ではすべての戦いで敵のほうがレベルが高く、ダイやポップですらハドラー親衛騎団よりもレベルが低く設定されています。

ノヴァもレベルが低すぎるわけではないものの、以下を考えると相手が悪かったとしか言いようがありません。

  • ハドラー親衛騎団が Lv.48
  • ヒムの戦術がプロ級で精神的にもつよい
  • そもそもオリハルコンで硬すぎ

とはいえ後のロン・ベルクとのやりとりなど、精神的な強さも魅力的なキャラです。まだまだアニメでノヴァの活躍が見られる機会は楽しみです。

ポップの新装備かっこいい!でも杖が不遇すぎる

ポップがレオナ姫からもらったパプニカの法衣と杖を身に着け、新しい装備の姿がお披露目されました。

これまではずっと旅人の服を装備してきたポップだったため、見た目が今までで一番大きく変わった回でした。

もとのグリーンの色のほかイエローやレッドがあしらわれたオシャレな服で、杖も長くなり上級の魔法使い感がただよっています。

一方でこのかっこいい杖、以下のようにかなり不遇な扱いを受けています。

  • メドローアで両手を使うときにポイッ!
  • フェンブレンに斬られる(アニメではおそらく次回)
  • ノヴァに投げられる(アニメではおそらく次回)

これまでもポップはマジカルブースターや輝きの杖など、装備が壊れる率が高いイメージですが、パプニカの杖はさらに短い寿命です。

極めつけは「公式パーフェクトガイドブック」におけるポップの装備の移り変わりを紹介するコーナーです。今回新しく登場したパプニカの法衣は、ガイドブックでも以下のように紹介されています。

特殊な法術で編んだパプニカの法衣。バーンとの戦いで燃えつきてしまった。

引用元:「ダイの大冒険」公式パーフェクトガイドブック p.37

しかしガイドブックにはパプニカの杖の画像はなく、文章でも触れられていません・・。

個人的にはデザインが好きなかっこいい杖と法衣なのでちょっと残念ですが、ポップらしさという点では旅人の服やシンプルな杖のほうがしっくりくる感じもします。

ところでポップのパプニカ杖の一番上にあしらわれている鳥、改めて見てみるとガルーダですね。

クロコダインの相棒としてアニメでかなりの活躍を見せているガルーダ、こんなところにも登場していました。

ハドラー親衛騎団、声も強さもすごい

前回までに声を聞くことができたハドラー親衛騎団メンバーはヒムとアルビナスのみでしたが、第48話では全員の声がお披露目されました。

事前にアニメ公式 Twitter で公開されていたとおりの面々で、いずれもイメージにピッタリの声でした。

とくにシグマ役の小林親弘さんによる声は紳士的かつ正々堂々とした雰囲気があり、まさにナイトという感じでした。敵ながら好きなキャラなので嬉しいです。

ストーリー終盤でのポップとの戦いで明らかになる性格ともマッチしており、ポップとの会話での名セリフにも期待が膨らみます。

またフェンブレンは今回の第48話で自己紹介だけだったものの、その声はどこか「残酷さ」を感じさせるものがありました。

ここまで各キャラにマッチした声優さんを起用するアニメ制作陣には脱帽です。

おわりに

第48話「ハドラー親衛騎団」の感想をまとめます。

  • ノヴァは決して弱くない!レベルを考察
  • ポップの新装備かっこいい!でも杖が不遇すぎる
  • ハドラー親衛騎団、声も強さもすごい

次の第49話は「パーティーバトル開始」です。ダイ一行とハドラー親衛騎団の戦い、どんなアニメーションで描かれるのか待ちきれません!