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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。
前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第61話「勇者アバン」を視聴しました。
このタイミングでまさか見られるとは思っていなかったこともあり、嬉しさでいっぱいです。
原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。
- 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
- 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト
注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。
原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。
2020年版アニメ「ダイの大冒険」第61話「勇者アバン」の感想
第61話「勇者アバン」の感想をまとめます。
- 「勇者アバン」について&ダイ好きTVで語られた裏話
- アニメオリジナル要素が満載
- 「人々」役で種崎敦美さんと豊永利行さんが出演
続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。
「勇者アバン」について&ダイ好きTVで語られた裏話
この記事を見られている方はご存じの方も多いと思われますが、第61話の「勇者アバン」は以下に掲載されていた話でした。
- Vジャンプの読み切り
- ダイの大冒険ジャンプコミックス13巻の番外編
- 勇者アバンと獄炎の魔王の第1話(作画:芝田優作さん)
ジャンプコミックス13巻の原作のページ数を数えてみたところ、30ページでした。
このタイミングでアニメ化されたのは嬉しい&驚きでしたが、「ダイ好きTV#52」でサイトーブイ氏によりアニメ化の経緯が語られていました。
アニメ化にあたって、まずは「勇者アバン」は別として本筋のストーリーは考えられていたそうです。
しかしやはり「勇者アバン」をアニメ化したいという思いがあり、結果的にフローラが登場したあとの61話というベストなタイミングに入れることになったとのこと。
バーンパレスでアバンが復活してきたタイミングだと、少し遅い感じもします。
フローラがアバンのしるしを取り出し、破邪の洞窟に向かう前に昔のことを語るという構成、たしかにこれ以上ないぐらい自然な流れです。
またサイトーブイ氏により、「勇者アバン」における以下の設定が語られていました。
- 設定はドラクエ1と同様
- フローラの名前はDQ1のローラ姫から来ている
ロカという仲間と一緒に旅立ち、その後レイラやマトリフが仲間になる展開はドラクエ3にも似ています。
アニメオリジナル要素が満載
アニメでの「勇者アバン」はオリジナル要素も満載でした。
すぐに気づく限りでも以下のものがありました。
- 調理場の料理の隠し味にすばやさの種が追加
- 毒蛾の粉が袋ではなく魔弾銃からの発射に
- カールのまもりとアバンのしるしの交換シーンの追加
さらに細かいところだと調理場での料理、「味付けがだめ」から「味付けがノーグッド」という言い回しに変わっていました。
また銀色の魔弾銃プロトタイプも大きなアニメオリジナル要素でした。城の中でドラゴンに撃ったあとに壊れてしまうところ、後のバルジ塔でマァムの魔弾銃が壊れてしまうところを思い出させます。
そして一番大きなアニメオリジナルはカールのまもりとアバンのしるしの交換シーンの追加だと思います。
以下のようにアバンのしるしの貴重さがわかる演出と、相手に気を遣わせないアバンの心遣いも伝わってきました。
- アバンのしるし(輝聖石)を作れるのはアバンしかいないこと
- フローラがアバンのしるしをもらうことを躊躇するシーン
- 名セリフ「交換ですよ」
超重要アイテムのカールのまもり、夕日にあたって金色に輝いているのも良かったです。
「人々」役で種崎敦美さんと豊永利行さんが出演
昔話のためダイとポップは出てきませんでしたが、いわゆるモブ役でまさかの種崎敦美さんと豊永利行さんが出演されていました。
正直なところエンディングのクレジットを見るまで全く気付きませんでした。
「人々」としか書かれていなかったためどのキャラで出演されていたのかわかりませんが、思いつくところとしては以下のキャラたちでしょうか。
- 調理場の「アバン様って物知りィ~~」の人
- カールの兵士
- モンスター?
いつものダイやポップと全く違う声だったらお当て上げです。いつか「ダイ好きTV」などで答えが明らかになったりすると嬉しいです。
おわりに
第61話「勇者アバン」の感想をまとめます。
- 「勇者アバン」について&ダイ好きTVで語られた裏話
- アニメオリジナル要素が満載
- 「人々」役で種崎敦美さんと豊永利行さんが出演
次の第62話は「破邪の洞窟」です。いろいろな理由で原作と違いが出ることが期待されますが、レオナ側のパーティー、ダイ側の修行シーンともに楽しみです。
ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。