【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第85話「大魔王バーン」の感想

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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第85話「大魔王バーン」を視聴しました。

ダイ vs バーン戦の迫力はもちろん、今までの竜の騎士のイメージを一新するアニメ追加シーンがありました。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第85話「大魔王バーン」の感想

第85話「大魔王バーン」の感想をまとめます。

  • 天魔の塔の中間にある何もない階層の意図は?
  • 竜の騎士は男性だけではなかった?
  • ダイ vs バーンが大迫力&ヒュンケルの追加セリフがうれしい

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

天魔の塔の中間にある何もない階層の意図は?

第85話はダイがドルオーラを放った直後からはじまり、魔力炉があった層から上に空いた穴が描写されました。

ここで原作ではダイとレオナは天魔の塔の一番上(バーンがいるところ)に直行しますが、アニメではいったん中間の層に着地していました。

この中間の層でレオナが服をなおしたあと、以下の会話がありました。

レオナ:「何もないわね」
ダイ:「もっと上だ」

引用元:ダイの大冒険 第85話「大魔王バーン」

わざわざ何もない階層に着地するシーンに時間が割かれていたのが少し気になりました。理由として考えられるのは以下でしょうか。

  • 天魔の塔に何階層もあることのアピール
  • 天魔の塔の内部へのバーンのこだわり
  • 何かの伏線?

バーンパレスのつくりがストーリーに関係するところといえば、後にダイを除くメンバーがバーンパレスの心臓部に落とされるシーンが思い浮かびます。

しかし天魔の塔の中間層とは関係しないように思えるため、バーンパレスの美しさを補足するアニオリの追加だったのだと思われます。

発売が期待されるダイの大冒険の家庭用ゲーム「インフィニティストラッシュ」でもしバーンパレスの内部を歩き回ることができたら、天魔の塔の中間層も改めて見て見たいと思わせる美しさでした。

竜の騎士は男性だけではなかった?

バーンがダイに竜の騎士や双竜紋について解説するシーン、アニメでよりわかりやすくなっていました。

解説の中でバランを含めた歴代の竜の騎士のシルエットが映し出されるシーンがありましたが、ひとつ興味深いシルエットがありました。

シルエットの 3 人目が、男性ではないようにも見えた点です。

ダイの大冒険 オフィシャルファンブックによると竜の騎士は以下のように定義されており、心と体は人間とされています。

人間の心と体、魔族の魔力、竜族の戦闘力を兼ね備え、世界の均衡を保つ存在。

引用元:ダイの大冒険 オフィシャルファンブック p.147

騎士のイメージや、バーンによる「竜の騎士は代々女を不幸にする」発言から固定観念を持っていましたが、性別についてはとくに定義が無いように見えます。

気になったので「#質問軍団長」ツイートしてみました。

本家ドラクエでも勇者の性別が選べるシリーズがありました。男性・女性・それ以外の竜の騎士がいても不思議ではありません。

ダイ vs バーンが大迫力&ヒュンケルの追加セリフがうれしい

いよいよはじまったダイ vs バーンが大迫力でした。

最初から全開のバーンはもちろん、とくに以下のシーンの見ごたえがすごかったです。

  • ダイの剣と光魔の杖がぶつかっての睨みあい
  • 全力カラミティウォール&ダイのすり抜け

オープニングテーマでも見られるレオナの「ぶんなぐっちゃえ~~~っ」も、ついにアニメで映像化&セリフ化されました。

このセリフ、レオナ役の早見沙織さんが出演される「ダイ好きTV#76」で、ご本人からもう一度聞くこともできました。

また場面は変わってホワイトガーデンでの一コマですが、ヒュンケルのセリフにうれしい一言が追加されていました。

原作で「残る敵は限られているからなっ」だったところが以下のように変わっていた点です。

援軍も来たし、残る敵は限られているからなっ

引用元:ダイの大冒険 第85話「大魔王バーン」

「援軍も来たし」というセリフだけでなく、クロコダイン・チウ・ビーストくんのカットインも追加されている粋な演出です。

とくにビーストくんはミストバーン戦の行方を左右する重要キャラということもあり、嬉しい追加でした。

おわりに

第85話「大魔王バーン」の感想をまとめます。

  • 天魔の塔の中間にある何もない階層の意図は?
  • 竜の騎士は男性だけではなかった?
  • ダイ vs バーンが大迫力&ヒュンケルの追加セリフがうれしい

次の第86話は「キルバーンの罠」です。予告編ではかなり苦戦しているアバンの姿が見え、キルバーンの頭上の目盛りにも注目です。

ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。