【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第92話「天地魔闘の構え」の感想

【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第92話「天地魔闘の構え」の感想

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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第92話「天地魔闘の構え」を視聴しました。

オープニングが一部新しくなっており、ヒュンケルに対するアバンの名セリフもアニメでついに聞くことができました。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第92話「天地魔闘の構え」の感想

第92話「天地魔闘の構え」の感想をまとめます。

  • 真・大魔王バーンの登場によりオープニングに変化が
  • ヒュンケルに対するアバンの名セリフがついに聞けた
  • 天地魔闘の構えのヤバさと音・色使いがすごかった

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

真・大魔王バーンの登場によりオープニングに変化が

今回の第92話からオープニングのアニメーションに一部、変化がありました。

新しく追加されていたのは以下のシーンです。

  • 真・大魔王バーンに立ち向かって散るアバン・ラーハルト・ヒム
  • 煙を切り裂くポップとストラッシュするダイ
  • ポップとマトリフのダブルメドローア

上の2つは若干のネタバレ感がありますが、アニメの真・大魔王バーン戦でこれから描かれるであろうシーンです。

また追加が嬉しかったのは 3 つ目のポップとマトリフのダブルメドローアです。(歌詞だと Fly up to the world のあたり)

キャラが2人以上で重なって技を放つ熱いシーンは、これまでのアニメでも以下のものがありました。

  • ダイ・アバン・バランのギガストラッシュ
  • ダイとバランの親子ドルオーラ

ポップとマトリフがダブルでメドローアを打つシーンはこれまでのアニメで無かったと思われ、ポップのファンが喜ぶツボを心得ていらっしゃる・・といった感じです。

ダイの大冒険展にてアニメ CM 前後のアイキャッチがマグネットやポストカードなどで商品化されました。

このポップとマトリフのダブルメドローアや真・大魔王バーン版のカイザーフェニックスなども、続いての商品化を期待したいです。

ヒュンケルに対するアバンの名セリフがついに聞けた

ミストがヒュンケルの光の闘気に敗れたことで、ヒュンケルとミストの因縁の関係がアニメでも終了しました。

そしてミストが敗れた後、アニメでついにヒュンケルとアバンの以下の会話を聞くことができました。

ヒュンケル「先生・・・・・・あなたにとって・・・オレはなんですか?」
アバン「決まってるでしょう 誇りです・・・!」

引用元:ダイの大冒険 92話「天地魔闘の構え」

青年ヒュンケルがアバンのことを「先生」と呼ぶのはここが初で、アニメではヒュンケルの「先生」という部分が、呼び慣れていないことを感じさせる絶妙さでした。

アバンの返事も「決まってるでしょう?」のように問いかけ、「誇りです」の部分や目に力強さを感じました。

アバンの名セリフは数多くありますが、ヒュンケルに対するこのセリフがとくに好きで、先日に実施された「勇者アバン」の名言投票でも、毎日これに投票するほどでした。

弱さを見せることがほとんど無いヒュンケルですが、かつて師事したミストに「武器・道具」と言われたことは少しショックだったのかもしれません。

そんなヒュンケルを察してかアバンの返しが「自慢の一番弟子」や「仲間」などではなく「誇り」というすべてを表す一言で、その後に手を取り合うのが、改めて最高でした。

天地魔闘の構えのヤバさと音・色使いがすごかった

サブタイトルでもあった天地魔闘の構え、アニメでそのヤバさが初披露されました。

またカラミティエンドについては、アニメではじめて色が明らかになりました。それぞれの技の色は以下のとおりです。

  • フェニックスウイング:青と赤(右手)
  • カラミティエンド:黄色と緑(左手)
  • カイザーフェニックス:橙と赤(右手)

フェニックスウイングとカイザーフェニックスは魔法力の炎のようで、カラミティエンドはオーラのような見た目でした。

技のネーミングだけでなく、カラフルな色使いの美しさにもバーンのこだわりを感じました。

改めて見ると右手のフェニックスウイングで防御した後、さらに右手でカイザーフェニックスを放っているので、動作が少なくて合理的です。

またアニメではじめて披露された効果音も、以下のように独特のものでした。(文字であらわすのが難しい)

  • ダイのギガストラッシュを一瞬でいなすときのドォンという音
  • カラミティエンドでダイを切り裂くときのドシュッという音
  • カイザーフェニックスの鳴き声

天地魔闘の構えのあとに真・大魔王バーンとレオナの身長差がわかるシーンがありましたが、バーンめちゃめちゃデカかったです。

Vジャンプ副編集長のサイトーブイさんがツイートされていた、ダイの大冒険展に新しく追加された真・大魔王バーンのパネルのとおりのデカさをアニメでも感じました。

なお92話の最後のレオナに対するバーンのセリフ、原作とアニメで以下の違いがありました。

  • 原作:そなたは余の物となるのだ
  • アニメ:そなたは余のそばに仕えるのだ

次の第93話でバーンがレオナに「魔界の歌姫」になるように告げるシーンがあるはずなので、それにふさわしい表現に変更されたものと思われます。

おわりに

第92話「天地魔闘の構え」の感想をまとめます。

  • 真・大魔王バーンの登場によりオープニングに変化が
  • ヒュンケルに対するアバンの名セリフがついに聞けた
  • 天地魔闘の構えのヤバさと音・色使いがすごかった

次の第93話は「瞳の宝玉」です。予告編ではダイに加勢しに来たポップたちや怒ったバーンが見られ、「瞳」もどう描かれるのか楽しみです。

ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。