ドラゴンクエスト ダイの大冒険展~勇者の軌跡 いざ最終決戦へ~の感想

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展 ダイの剣

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

東京の池袋で開催されている「ドラゴンクエスト ダイの大冒険展」へ行ってきました。

原作がジャンプで連載されていたころからのファンとしては、まさに至福の時間でした。

特に印象に残った 3 点の感想と、もらった・買ったグッズを記します。

※この記事はアニメで放送されていない部分のネタバレ要素はありません。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展について

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展 ダイ冒険ダンジョン

2022年8月11日(木)~2022年8月28日(日)で開催のダイの大冒険の展示イベントです。

公式サイト:「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」初の単独展示イベント、開催決定!

アニメ没入シアター、原画、三条陸先生のインタビュー、アニメの設定など見どころが満載です。

私が行ったのは平日だったので人が少ないかと思いきや、親子連れや老若男女問わず多くの方が来場していました。

改めて世代を問わずダイの大冒険を好きな方がたくさん居るのだと感じました。

また人の移動の流れを調整する仕組みも考慮されていました。

入口のすぐ次のエリアの没入シアターで 10分の鑑賞、それが終わった後に次のエリアに移動となり、自動で人数と時間がある程度区切られるためです。

スタッフの方(少し豊永利行さんに似てた)が写真撮影のルールなどを丁寧に説明してくださる時間も設けられていました。

ダイの大冒険ファンとしてはすべてが最高でしたが、特に印象に残った 3 点を記します。

まずはやはり稲田浩二先生の原画です。

はじめてみる原画やパネルがすごかった

額に飾られた多くの原画が展示されており、間近で見ると迫力がすごかったです。

連載当時の週刊少年ジャンプの号数がスタンプで押されていたり、修正液の跡があったりとリアルでした。

以下のように原稿の上にさらにセリフの文字だけ別の紙で貼り付けられているのも初めて見たため面白かったです。

  • 吹き出しのセリフの文字の部分
  • 吹き出しではないセリフ(文字と文字のまわりの部分だけ切り取られた形)
とくに後者は改めて原作を見返すと、たしかに文字の回りだけ白くなっていて味わい深いです。

またカラーの原画で、ゴメちゃんの光沢が修正液で表現されているものがあったのは職人技という感じでした。

原画はすべて撮影 NG でしたが、壁に描かれたマンガのコマやパネルなどは撮影OKになっていました。

しかし「ダイ好きTV#81」で 17:46 ごろから、原作が展示されている様子を一部見ることができます。

特別版 教えて!三条先生!で改めて作品への愛を感じた

週刊少年ジャンプ50周年アニバーサリーフィギュア SPECIAL 3 「ダイ」近くから

特別版 教えて!三条先生!という名前の三条陸先生へのインタビュー動画コーナーがありました。(撮影不可)

インタビューの内容はここでしか聞けないこともあり、どれも興味深いものでしたが、とくに聞けてよかったのは以下の話です。

  • 稲田先生のすごさ
  • 特に印象深い回としてダイとポップの月夜の回
  • アニメ化について、30年経った今だからできることがある(CGとのハイブリッドなど)

またインタビューの内容そのものはもちろんですが、個人的に印象深かったのは動画に映っていた三条先生のものと思われる部屋です。

原作を担当されたダイの大冒険や脚本を担当された仮面ライダーのグッズ、漫画などがズラリと並べられていたためです。

さらにそのグッズの中に、週刊少年ジャンプ50周年アニバーサリーのダイのフィギュアがあったのがとても嬉しく思いました。

その50周年アニバーサリーフィギュアは筆者も持っており高クオリティでかっこいいとブログにも書きましたが、発売されたのは2018年でゲームセンターのプライズとしてです。

2018年といえばもちろん2020年のアニメ化が決まる前で、おそらく誰も再アニメ化を想像していなかった時期です。

動画に映っていたダイのフィギュアやグッズからは、以下を感じずにはいられませんでした。

  • 三条先生の作品への愛
  • そんな三条先生だからアニメのキャストや制作陣もダイ好きが集まる

三条先生がダイの大冒険が連載されていた当時のグッズを現在でも保有されていることは、「ダイ好きTV #3」や「ダイの大冒険 竜の紋章BOX」の中でも語られています。

もちろんインタビューが行われたのはご本人の部屋ではない可能性もありますが、いつかルームツアーを見てみたいぐらい素敵な部屋でした。

なおダイの大冒険展の入口にあるダイの等身大の人形は、この50周年フィギュアの超デカイ版でした。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展 ダイ フィギュア

2020年版アニメの設定や台本の展示もこだわりがすごかった

三条陸先生による原作の設定も一部が展示されていたほか、2020年版アニメの設定や台本の展示もありました。

ダイの大冒険展では24話「竜騎将バラン」68話「最後の挑戦」73話「炎の中の希望」からアニメの台本がそれぞれ2ページずつ展示されていました。

ダイ好きTVでたまに台本の中身が紹介されることもありますが、素人目には台本のセリフの文字があれほどアニメにピッタリハマるのには驚きました。

またアニメの設定もかなり細かくつくられているのがわかりました。展示されていた中でとくに驚いたのはアバンのお弁当箱の中身です。

髪がベーコンやゆで卵というのはなんとなく想像がつきますが、タコさんウインナーの目が黒ゴマというこだわりよう。

改めて見てみるとアニメ76話「正義の快進撃」でお弁当が正面から映ったのははわずか1秒ほどでした。たしかに設定のとおり、おいしそうですがこの1秒のためにここまで・・と思わずにはいられません。

またアニメで美しく描かれているバーンパレス、前景や通路、ホワイトガーデンなどの色見が展示されており、こちらもやはりただならないこだわりを感じました。

ダイの大冒険展でもらった・買ったグッズ

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展 グッズ

入り口ではクロスブレイドのカードと、アプリ提示で「魂の絆 オリジナルステッカー」がもらえました。

グッズコーナーでは原作の絵をつかったクリアファイル、ポストカード、マグネットを購入しました。

クリアファイルの絵のいくつかは当時ジャンプでテレカとして抽選プレゼントされたものと同じもので、A4サイズで楽しめるのが嬉しいです。

マグネットはマァムとハドラーでした。ポップが欲しかったので少し残念ですが、この2キャラも冷蔵庫に貼ってみると悪くないです。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展  マグネット

本当は複製原稿も買うつもりだったのですが、思っていたより大きく(B4サイズ?)、折らずに持ち帰るのが難しそうだったので断念しました。

おわりに

ドラゴンクエスト ダイの大冒険展の感想をまとめます。

  • はじめてみる原画やパネルがすごかった
  • 特別版 教えて!三条先生!で改めて作品への愛を感じた
  • 2020年版アニメの設定や台本の展示もこだわりがすごかった

改めてダイの大冒険の原作・アニメに携わっている方々、ファンの方々がたくさんいることを感じられる最高のイベントでした。